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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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John Williams / Harry Potter and the Philosopher's Stone 邦題 ハリー・ポッターと賢者の石 (2001年)



今回紹介する名盤は世界規模で社会現象を巻き起こした作品の音楽です。

ジャンル

サントラ
映画音楽

イギリス・アメリカ

John Williams
J.K.Rowling
Chris Columbus



アーティスト

今やその名前を知らない人の方が少ないんではないかというくらい有名な小説家J.K.Rowlingですが、当時は全く無名の新人でした。

無名の新人どころか当時のJ.K.Rowlingは生活保護を受け、友人に借金までしていて生活も苦しく、自殺を考えていたほど貧しかったといいます。

そんな中、不朽の名作「ハリー・ポッターと賢者の石」を完成させ出版社に持ち込みます。
しかし、反応は悪くどの出版社も児童向けにしては長過ぎるという理由で12社から断られました。

ところがある編集者は自分の娘に読ませたところ目をキラキラさせながら喜んだので契約を結びました。
他の編集者よりも見る目のある女の子がいたので「ハリー・ポッター」は世に出てきました。

新人ということもあり出版数は極僅かでしたが、児童書として初となるイギリスのベストセラーリストの1位を獲得し、瞬く間に世界的ベストセラーになりました。

現在では子供だけにとどまらず老若男女全ての人に愛読され、73の言語に翻訳されてシリーズ世界累計発行部数は4億5000万部以上となり史上最も売れたシリーズ作品として世界的な社会現象を起こしました。

そして、映画化は勿論のこと舞台やゲーム、USJではハリーポッターエリアが作られるほどです。
数年前までは生活保護を受けていた人がエリザベス女王よりも資産を手にしてしまうというから驚きです。

映画音楽を担当したのが「ジョーズ」「E.T.」「スターウォーズシリーズ」など名だたる映画作品の音楽を担当したJohn Williamsです。

アルバム
本作はそんなハリーポッターシリーズの第一作目にあたる「賢者の石」のサントラになります。

名作映画には必ず素晴らしい音楽が伴っていて、ハリー・ポッターも例外ではありません。
John Williamsの担当した映画にハズレの音楽なんて無いと言っても過言ではありません。

「ジョーズ」と「スターウォーズ」の音楽を口ずさんで下さい。と言ったらだいたいの人が口ずさめるはずです。

口ずさめなくても音楽を聴いたら、すぐにわかるはずです。
それくらい印象の強い音楽なのに、映像の邪魔をしない完璧な映画音楽と言えます。

魔法世界を感じさせるファンタジー感、空想世界を思わす壮大さはJohn Williamsが魔法使いかと錯覚してしまうほどです。

まるで壮麗な音の魔法にかけられる名盤を是非。

Harry's Wondrous World


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Ed Sheeran / + (2011年)



今回紹介する名盤はエリザベス女王の前で演奏したことのある元ホームレスのアーティストのアルバムです。

ジャンル

フォーク
アコースティック

イギリス

Edward Christopher Sheeran



アーティスト

Ed Sheeranは幼少期から聖歌隊に入り、11歳の時ににギターを弾き始め、16歳の時にはすでに昼にはスタジオ、夜にはライブという音楽一色の生活を始めていました。

そして、Ed Sheeranのライブは評判となり、最も多い日には1日3公演も行ったり、1年間のライブ本数は312回にも及んだといいます。

そんな生活をしているとほとんど家に帰らなくなったので当時住んでいたアパートを引き払い、自らホームレスになり、友人やファンの家だったり、バッキンガム宮殿の門の前で寝泊まりをする生活になりました。

そんなEd Sheeranに転機が訪れたのは2010年のJamie Foxxとの出会いでラジオの出演したことでした。
その時にEd Sheeranの才能にいち早く気付き、自身のスタジオ付きの大豪邸を貸し出したのです。

そして、2011年にインディーズからEPを発表するとイギリスのiTunesチャートでいきなりトップになりメジャー契約を手にします。
そんなこともありデビューアルバム「+」は発表前から注目され、初回出荷が10万枚超えとなり発表前からゴールドアルバムを獲得という偉業を為し遂げ、2011年のQアワードで新人賞を受賞しました。

また、2012年には数年前までバッキンガム宮殿の門の前で路上生活していた青年がエリザベス女王即位60周年の式典に出演し、エリザベス女王の前で演奏するというまるで映画の中の物語のようなことが起こったりしました。

そして、2014年にはプロデューサーにPharrell WilliamsとRick Rubinを迎えての意欲作「×」を発表し、全米全英1位を獲得しました。
因みにTaylor Swiftとは大親友でライブで共演したり、一緒にお出掛けしたりと公私ともに仲良くしています。

あと無類のレゴと猫好きです。

アルバム
本作は上記したように発表前からゴールドアルバムを獲得したデビューアルバムです。
2011年イギリスで最も売れたデビューシングル「The A Team」は本作に収録されています。

「The A Team」の「A」とはClass A drugというドラッグのことで、ドラッグに溺れてしまった女性のことを歌った曲になります。

流産してしまった友人の女性に捧げた「Small Bump」やレゴが好きすぎて作曲したレゴの曲「Lego House」など、どの曲もシングルカットできるくらいの名曲揃いの作品です。

因みに「Lego House」のPVにはどことなく似ているハリー・ポッターのロン役でお馴染みRupert Grintが出演しています。

イタズラ好きのEd Sheeranらしく最後にはアイリッシュ民謡の「The Parting Glass」を隠しトラックとしてサービスしてくれてます。

聖歌隊で培った歌声とストリートで鍛えたギターテクニック、そしてヒップホップに影響を受けたリズム感で作り上げた名盤を是非。

The A Team


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Moon Safari / Himlabacken Vol.1 (2013年)



今回紹介する名盤は「YOUは何しに 日本へ?」にてバナナマンに「天使の歌声だ」と絶賛されたバンドのアルバムです。

ジャンル

プログレッシブロック
ネオプログレッシブロック
シンフォニックロック
ポンプロック

スウェーデン

Simon Åkesson
Tobias Lundgren
Petter Sandström
Johan Westerlund
Pontus Åkesson
Sebastian Åkesson



バンド

Moon Safariは2003年から活動を始めたバンドで2005年のデビューアルバム「A Doorway To Summer」からThe Flower KingsのTomas Bodinをプロデュースに迎えての製作で話題になりました。

Moon Safariの才能は枯渇することなく、むしろその逆で2008年には2枚組のアルバム「Blomljud」を発表し、さらに2010年と2012年には最高傑作と言われる三部作「Lover’s End」と「Lover’s End Pt.III Skellefteå Serenade」をそれぞれ発表しました。

また、2011年には初のライブアルバム「The Gettysburg Address」を発表し、スタジオワークだけじゃないことを証明する出来でした。
そして、2013年には「Himlabacken Vol. 1」という続編を匂わすアルバムを発表し、2014年に2枚目のライブアルバムとなる「Live In Mexico」2015年には初のベストアルバム「Best of」を発表しました。

公式で予告されている「Himlabacken Vol. 2」はそろそろ発表されるはずです。

ここまで頻繁に音楽活動をこなしているにも関わらず、メンバー全員普段はそれぞれ別に仕事をしているというから驚きます。

Moon Safariの最大の強みであるメロディアスな演奏とQueenのような贅沢なコーラスはデビュー当時から健在で、プログレ=難解なロックという固定観念をぶっ飛ばしてくれるほど爽やかな音楽を聴かせてくれるバンドなんです。

ポップミュージック顔負けの美メロに酔いしれていると、不意に変拍子がやって来て驚かされます。
プログレ界に新しい風を吹かして、様々なバンドを紹介する際によく引き合いに出されるほどです。

因みに「Lover’s End」までの3枚のジャケットは全てPetter Sandströmが描いたそうです。


アルバム
本作は続編が期待される作品の第一部になります。
前作「Lover’s End」のコンセプトはその名の通り「愛」をテーマにしていましたが、今回のコンセプトは「人生」をテーマにしているそうです。

「Himlabacken」とは天国の丘という意味があり、その丘はスウェーデンに実在する丘からつけたそうです。

オープニングにはプログレバンドということを忘れるほどレベルの高いコーラスワークでMoon Safariの世界に誘われたかと思うと一変して、スカッとする爽快な「Too Young To Say Goodbye」が流れると曇った気分を吹き飛ばしてくれます。

美メロを敷き詰めたと言っても過言ではないほどキャッチーでプログレ入門用としてピッタリかと思います。

天国の丘から吹く薫風に当たると悩み事やストレス、不安を全て連れ去ってくれるような名盤を是非。

Too Young To Say Goodbye


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The John Butler Trio / John Butler (1998年)



今回紹介する名盤は大きな大きな島国で育った実力派バンドのアルバムです。

ジャンル

オルタナティブロック
ブルースロック

オーストラリア

John Butler



バンド

The John Butler Trioは1995年から自国オーストラリアで活動を始め、1998年にデビューアルバム「John Butler」を発表し、オーストラリアで大ヒットして一躍注目を集めました。

その後もメンバーチェンジを繰り返しながら活動を続け、2004年に発表された3枚目のアルバム「Sunrise Over Sea」では初の全豪1位に輝き、自国だけで40万枚以上を売り上げた大ヒットとなりました。

すると各国のメディアで称賛され、同年8月にはThe Beatlesのカバー曲「Across the Universe」が収録されているEP「What You Want」がアメリカで発表となりました。
それを期にDave Matthewsとアメリカツアーを回り成功をさせて、2005年には全豪1位に輝いた「Sunrise Over Sea」を全世界に向けて発表され、その実力は全世界に認められました。

また、その年のフジロックに参加して日本を熱狂さたり、John MayerNewton Faulknerと共演したりと着々と知名度を上げていきました。

The John Butler Trioの音楽はブルースとロックをベースとして、そこにレゲエやカントリー、ファンク、フォークそしてヒップホップといった要素が絶妙なバランスで混ぜ込まれているんです。

オーストラリアならではのエアーズロックのような雄大でダイナミックな自然のエネルギーを感じる音世界なんです。
バンドサウンドの重厚さは当然凄いんですが、他と比べて何が凄いかというとアコギと歌声だけとは思えないほどのスケールのデカい音楽を聴かせてくれるところだと思います。


アルバム
本作はそんなThe John Butler Trioのデビューアルバムになります。

デビュー作だからといって侮れません、もうすでにThe John Butler Trioの音楽は完成されています。

特にThe John Butler Trioの良さがわかるのが代表曲の「Ocean」です。

この曲で使用される楽器はアコギだけなんですが、そんなことを感じさせないくらい音の広がりと音の塊を感じさせる曲になっています。
音源のやつも素晴らしいのですが、ライブの「Ocean」はさらにエネルギッシュな演奏を聴かせてくれます。

「Ocean」聴きたさに購入して他の曲にもハマって、The John Butler Trioにハマるということも考えられます。

キャンプやBBQなんかで流したら盛り上がること間違いなしの名盤を是非。

Ocean


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Kazumasa Hashimoto / Euphoriam (2007年)



今回紹介する名盤は日本より、むしろ世界での評価の方が高い音の錬金術師と形容される日本人のアルバムです。

ジャンル

フォークトロニカ
エレクトロニカ

日本

橋本和昌



アーティスト

Kazumasa Hashimotoと音楽の出会いは幼少期から始めたクラシックピアノで、その後は音大に進学し作曲を専攻し、音楽の基礎を築き20代後半から本格的に音楽活動を始めます。
そして、2003年のアルバム「Yupi」を発表し、鮮烈なデビューを果たしました。

というのも「Yupi」はイギリスのBBCで曲が使用されたり、アメリカのメディアにも多数紹介されたり、ドイツの音楽雑誌 DE:BUG誌にて5つ星を獲得したりとイギリスを始めとするヨーロッパやアメリカでとても高い評価を受けました。

音楽大国のイギリスとアメリカでの高評価に比べ、日本では音楽好きの間でしか話題になりませんでした。

その後は、これまた海外で評価の高いworld's end girlfriendや湯川潮音の作品にも参加したり、矢野顕子が羨むほどの歌声の持ち主Gutevolkの作品をプロデュースしたりと活動の幅を広げていっております。

そして、さらに活動の幅を広げ、「CURE」や「回路」などで知られる映画監督 黒沢清の2008年の作品「トウキョウソナタ」で音楽を担当し、この映画はその年のカンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞しました。

その他にはスペインのバルセロナで毎年行われるヨーロッパで最も大きい電子音楽とアートのフェス Sonarフェスティバルに参加したり、ヨーロッパツアーを行うなど、海外でも精力的にに活動しています。

生楽器のやわらかい音色ときらびやかな電子音で独特の浮遊感と暖かさのある音世界でなんだか幸せにしてくれる音楽です。
特に目立った独自性があるわけでもなく、わりとありそうな音楽なのに細部にまでこだわっているのでKazumasa Hashimotoの音世界は他にはない感じがするんです。


アルバム
本作はそんなKazumasa Hashimotoの4枚目のアルバムでこれまでと違いボーカル曲の比重の増えた作品になるので取っつきやすいかと思います。

因みにKazumasa HashimotoがプロデュースしたGutevolkも本作にボーカルで参加しています。
ピアノやギター、ベース、ドラムといった基本的な楽器は全て自身で演奏してチェロやバイオリンといった楽器はそれぞれの名手を迎え録音しています。

音楽だけ聴くとヨーロッパの下町をイメージするような牧歌的な音楽で本当に色彩豊かなカラフルな作品になっています。

本作も例に漏れず聴いていると幸せな気持ちへと誘ってくれます。

音が踊りだし普段の世界をファンタジーな世界へと色付けしてくれるカラフルな名盤を是非。

Londo


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