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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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King Crimson / In The Court Of The Crimson King (1969年)



今回紹介する名盤は音楽界に革命を起こしたプログレ御三家の一人のアルバムです。

ジャンル

プログレッシブロック
実験音楽
ジャズロック
フリージャズ

イギリス

Robert Fripp



バンド

皆さんが考えるロックがもっとも栄えていた1年は何年でしょうか?
私は1969年が最も実りのある年と考えます。

The Beatles「Abbey Road」
The Who「Tommy」
Led Zeppelin「Led Zeppelin」「Led Zeppelin Ⅱ」
The Band「The Band」
The Glateful Dead「Live/Dead」
The Rolling Stones「Let It Bleed」
Bob Dylan「Nashville Skyline」
King Crimson「In The Court Of The Crimson King」

他にもたくさんありますがこれら名盤すべて69年発表なんです。
そして、忘れてはいけない伝説のフェス「ウッドストック」もありました。

Robert Frippはローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリストにおいて第62位のギタリストでロックギタリストでは珍しい椅子に座りながら演奏します。
Robert Frippの演奏を聴いたJimi Hendrixは「左手で握手してくれ、こっちの方がハートに近いから」と言った逸話があります。

また、Brian Enoと親交がありMicrosoft Windows Vistaの起動音の製作を手がけるなどもしています。

70年代King Crimsonはフリージャズを突き詰めたプログレッシブロックといった感じのバンドで、80年代King Crimsonは後のマスロックに多大な影響を与えることになります。
90年代以降Robert Frippは年老いていくのと逆転して歳を重ねるごとにますますヘビーなサウンドを鳴らしていきます。

King Crimsonを初めて聴いたThe WhoのPete Townshendは「恐ろしいほどの傑作だ」と言ったり、イギリスの音楽雑誌ではあのThe Beatlesの「Abbey Road」を無名バンドのデビューアルバムが引き摺り下ろしたと騒がれてThe Beatles一色の時代に革命を起こしたのです。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第五部のラスボス、ディアボロのスタンドの元ネタです。


アルバム

私はこのアルバムを初めて聴ける人が羨ましく思います。
それくらい初めて聴いた時の衝撃は凄かったです。

当時NUMBER GIRLASIAN KUNG-FU GENERATIONとかを聴いていた私はこんな音楽があるのか!?とビビってしまいました。
なので、どんな曲なのかはあえて書きません。
是非聴いてみてください。

一撃必殺の1曲目、本当にぶっ飛びます。
あまりにハマりすぎて家で流しまくっていたら、当時高校生の妹が1曲目のイントロを鼻歌を歌っていたのはいい思い出です。

私の思うこのアルバムの凄いところは、1曲目と2曲目が全然違うテイストなのに、アルバムとしての統一感は損なわれていないところです。
一貫してKing Crimsonの音世界なんです。

世の中がThe Beatles一色だった時代に当時ほぼ無名だったバンドの度肝を抜かれる革命的名盤を是非。

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