忍者ブログ

『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

John Mayer / Room for Squares (2001年)



今回紹介する名盤は現代の世界三大ギタリストの一人であるプレイボーイのアルバムです。

ジャンル

ロック
ブルース

アメリカ

John Clayton Mayer



アーティスト
John Mayerは少年時代に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でChuck BerryのJohnny B. Goodeを演奏されているのを見てギターに興味を持ち、父親からギターを貸してもらいます。
そして、近所の人からStevie Ray Vaughanの曲が入ったカセットを貰ったのを切っ掛けに音楽に目覚め、Jimi HendrixStingを聴きギターの練習に明け暮れていました。

青年期の頃にはバンドを組んで活動したり、ソロで活動したりしていました。
そして、2000年のサウス・バイ・サウスウエストという大規模な音楽祭でJohn Mayerの演奏はレコード会社の目に留まり契約を交わします。

2001年にひっそりと「Room for Squares」が発表され、ツアーを行うと想像より反響が大きく「Room for Squares」でメジャーデビューさせるために発表し直すためにジャケットを新しいものと差し替えて、数曲を再び録音し直すという異例なことが起きました。

すると、ローリングストーン誌では注目すべき10人のアーティストの一人としてJohn Mayerの名前が挙げられました。

デビューして十数年の間でグラミー賞のノミネートコンサートでブルース界の巨人B. B. Kingと共演したり、Eric Claptonの70歳記念ライブで共演したりと凄い活躍ぶりです。

また、2015年からGlateful Deadのメンバーと組んだバンドDead & Companyにギタリストで参加しています。

John MayerはRed Hot Chili Peppersの元ギタリストJohn FruscianteとTedeschi Trucks BandのギタリストDerek Trucksの3人を現代の世界三大ギタリストとされているほどの実力者です。


アルバム
本作は大反響を受けたデビューアルバムでJohn Mayerの初期衝動が詰まっています。

本作は2001年の6月にひっそりと発表された後にツアーを行うと想像していたより反響があったため、数曲を再録音し直し、ジャケットを新しいものと差し替えて同年の9月に再発表しました。
すると、2002年には全米チャートの200位中最高9位までランキングが上昇し、80週連続でランクインを果たしました。

これほどまでのギターの腕前を持ってるのにテクニックに傲ることなく「曲」を大事にしているのでここまで大衆の心を奪ったのだろうと思います。

ギターの腕前は勿論凄いのですが、191㎝の長身から発せられるハスキーボイスが何とも言えないほど最高なんです。

古くからのブルースの世界に春風のような爽やかさでキャッチーなメロディーは人を選ばない洋楽入門にぴったりだと思います。

好青年の爽やかさがブレンドされたポップなブルースの名盤を是非。

No Such Thing


拍手[1回]

PR

The Beatles / Revolver (1966年)


今回紹介する名盤は世界一有名なバンドの全盛期のアルバムです。

ジャンル

ロック
サイケデリックロック

イギリス

John Lennon
Paul McCartney
George Harrison
Ringo Starr


バンド

私なんかが説明するまでもなく、老若男女皆知ってるイギリスの世界一有名なバンドです。
因みにジョジョの奇妙な冒険の主人公全員の元ネタは「Get Back」の歌詞です。


アルバム

本作はThe Beatlesの7枚目のアルバムになります。
当然全米全英1位でローリングストーン誌の選ぶオールタイムベストアルバム500では3位にランクインしています。

The Beatles=Lennon - McCartneyというイメージがありますが、本作の「Taxman」「Love You to」「Harrison」はGeorge作曲なんです。
Georgeが頭角を現してきたアルバムと言えるでしょう。

リボルバーというタイトルはThe Beatlesが来日した際、護衛に付いていた日本の警官の銃が印象的だったことからリボルバーとなった説が日本では有名ですが、メンバー同士の雑談の中で「レコードといえば何をイメージする?」「回転(リボルバー)!」みたいなやり取りから生まれたそうです。

本作からThe Beatlesは「ロック」という概念だけではとどまらず、モータウンに影響を受けたジャズ風の「Got to Get You Into My Life」やストリングスを取り入れたクラシック風の「Got to Get You Into My Life」後のヒップホップの原型とも言われる「Tomorrow Never Knows」などライブでは再現できない曲を完成させていきます。

また、この頃のライブではただただ叫ぶばかりで音楽なんて全く聴こうとしないファンばかりでメンバー達はライブをすることに少し疑問を感じていました。

そして、本作を完成させてすぐに武道館でのライブが行われましたが、ほぼ監禁状態といえるほどの日本警察の厳重な警備でしだいにライブへの情熱を失っていきます。

The Beatlesのライブ活動は8月29日のサンフランシスコのライブを最後に2度と復活することはありませんでした。
そして彼らはステージを下り本格的にスタジオに籠ることとなったのです。

4人の名手達が世界の人々の心を撃ち抜いた名盤を是非。

関連記事
The Beatles / Abbey Road

Taxman

拍手[0回]

Deep Purple / Machine Head (1972年)



今回紹介する名盤は世界一有名なリフを作曲したバンドのアルバムです。

ジャンル

ハードロック
アートロック
サイケデリックロック

イギリス

Jon Lord
Ritchie Blackmore
Nick Simper
Ian Paice
Rod Evans
Ian Gillan
Roger Glover


バンド

日本人に「パッと思い付いたロックな曲を鼻歌で歌って下さい」と問えばきっと「デッデッデェー♪デッデッデデェー♪」と返ってくるはずです。
日本ではある意味The BeatlesLed Zeppelinより有名かもしれません。

Deep Purpleが最も活躍していた70年代前半というのは60年代をぶち壊し、より激しく、より新しい音楽の再構築をしていったバンド達が切磋琢磨していたロック黄金時代と言っても過言ではないと思います。

そんな「ロック」というものが最も進化していた時代にDeep Purpleは誕生し、1976年に一度解散したのですが1984年に再結成し、現在も活動し続けているモンスターバンドでこの世にハードロックというものを世界に知らしめたバンドの一人と言えます。

初期のDeep Purpleはストリングスを大胆に取り入れたりしたアートロックとしてアメリカで人気を不動のものにしていましたが、本国イギリスではイマイチ評価されていませんでした。

そこで当時イギリスで人気を集めていたLed Zeppelinのようなハードなロックをすることにしました。
するとたちまちハードロックの2大バンドとしてLed Zeppelinと肩を並べ、その頃Black Sabbathも頭角を現してきて世界はハードロックで盛り上がったのです。

Deep Purple最大の武器は万人が1回聴いただけでガツンと響く「単純明快さ」にあると思います。

最後にDeep Purpleの代表曲「Smoke on the Water」の話を、この曲は偶然生まれたもので、Frank Zappaのライブ中に熱狂的なファンが信号弾を撃ち、それが天井に当たり火災が発生してしまいます。
その火災の煙が湖の水面に漂っている様子からインスピレーションを得たそうです。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第四部に登場する噴上裕也のスタンドの元ネタです。



アルバム

本作は第2期Deep Purpleの6枚目のアルバムなのでバリバリのハードロックアルバムになります。
アルバムの1曲目からいきなりDeep Purpleの代表曲「Highway Star」が流れ始めます。
そして、ロック界の代表曲と言っても過言ではない不滅の名曲「Smoke on the Water」も本作収録です。

実は本作のレコーディングは度重なるトラブルの末に行われました。
元々はスイスのモントルーにあるカジノでライブ形式で録音するつもりだったのですが、そのカジノの側でライブをしていたFrank Zappaの熱狂的なファンが天井に向けて信号弾を撃って建物自体が炎上してしまいました。

次なるレコーディング先を見つけて始めたのですが、あまりに爆音過ぎて近隣住民に通報されてしまい警察官が介入する事態までになりました。

途方に暮れていると地元市民が協力してくれて空いているホテルを貸してくれることになり、そのホテルの廊下でレコーディングをやっとのことで完成させたのでした。

Deep Purpleの代表作、いや、ハードロックを代表する名盤を是非。

Smoke on the Water


拍手[0回]

キンセラファミリーツリー

Sam Zurick






Solo



Sam Zurickのソロプロジェクト




Victor Villarreal




Flashlight



Victor Villarrealがギターで参加したバンド


Ghosts and Vodka



Victor VillarrealとSam Zurickが参加し、日本のポストロックを代表するバンドtoeに影響を与えたバンド

Noyes



Victor Villarrealが参加したバンド




Present Victor Villarreal



Victor Villarrealのソロプロジェクト

Davey von Bohlen





The Promise Ring




Davey von Bohlenが参加していて、エモ御三家の1つと言われるバンド

Vermont



Davey von BohlenとPeleのChris Rosenauが参加したバンド

Maritime



The Promise Ringの意思を受け継ぎDavey von Bohlenが参加してるバンド

 


ここまではキンセラファミリー直系バンドでここからはキンセラファミリーに多大な影響を受けたであろうバンドです


This Town Needs Guns



The SmithsとRadioheadの叙情性にDeath Cab for CutieSunny Day Real Estateのエモ的な激しさ、そしてFoalsやBattlesのような緻密な演奏技術を併せ持ったモンスターバンド

+/- (Plus/Minus)



bloodthirsty butchersとのスプリット盤を出したこともある親日バンド

Colossal



Ghosts And VodkaとAmericanfootballを足したようなバンド

Aden



OwenとAmericanfootball足したようなバンド

拍手[0回]

キンセラファミリーツリー



今回は僕の大好きなキンセラファミリーをまとめてみました。
どんな物にも進化の歴史があり、それらはいろんな所で枝分かれしていきます。
そして今回はキンセラファミリーの樹系図を紹介していきたいと思います。





Cap'n Jazz



伝説の始まりであり、原点のバンドであります。

Tim Kinsella


Joan of Arc



Cap'n Jazzを解散後数多くのバンドに関わってきたTim Kinsellaですが、1995年に結成して以降ずっと活動を続けているバンドです。

The Sky Corvair



Tim Kinsellaがギタボで参加してるバンド

Tim Kinsellas



Tim Kinsellaのソロプロジェクト

Owls



Cap'n Jazzのメンバーがほぼ揃ったバンド

A Set


Tim Kinsellaがギタボで参加してるバンド

Friend/Enemy



Tim KinsellaとSam Zurickそして、Sunny Day Real EstateのNick Macriが参加してるバンド

Love of Everything



Tim KinsellaとSam Zurick、従兄弟のNate Kinsellaそして、2004年からJoan of Arcに参加してるBobby Burgのバンド

Everyoned



Tim Kinsella参加のバンド

Make Believe



Tim Kinsella、Sam Zurick、Bobby Burg、Nate Kinsellaの4ピースバンド

Mike Kinsella





The One Up Downstairs



Americanfootballの前身バンド

Americanfootball



Mike Kinsella参加のバンド

Owen



Mike Kinsellaのソロプロジェクト

Their/They're/There



Mike Kinsellaがドラムで参加してるバンド

つづきはこちら→

拍手[2回]

Copyright © 『私的名盤おすすめ処』 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]