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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Americanfootball / Americanfootball (1999年)


今回紹介する名盤はシカゴの超重要人物Kinsella兄弟の弟Mike Kinsellaの伝説的バンドの唯一のアルバムです。

ジャンル

エモ
ポストロック
インディーロック

アメリカ

Mike Kinsella
Steve Lamos
Steve Holmes
Nate Kinsella


バンド

Mike KinsellaはCap'n JazzJoan of ArcOwenTheir / They're / ThereOwlsと私が知る限りでもこれだけのバンドで活動しています。

優しく暖かいボーカルとキラキラのギターアルペジオがこのバンドの持ち味です。
焚き火でぼんやりと明るく、暖かみのある音世界。
不意に聴こえてくるトランペットの音色が独特のサウンドを演出して心落ち着きます。

OwenではMike Kinsellaの唄心をフューチャーしているのでアコギの弾き語りがメインですが、こちらはバンドということを大事にしているのでギター、ベース、ドラムというバンドサウンドをフューチャーしている感じです。

同じUSインディーバンドのDeath Cab for Cutieはメロディーや歌を大切に音世界を作っていますが、American Footballはバンドサウンド全体の持つ空気感であったり、雰囲気を大切に音世界を紡ぎ出しています。

2000年に解散しましたが、嬉しいことに2014年に再結成して活動を始めました。

アルバム

本作は疾走感溢れるキラキラのギターアルペジオが聴ける1曲目がよく取り上げられますが、私はゆったりした2曲目の「The Summer Ends」だったり8曲目の「Stay Home」が好きです。

焚き火の明かりは蛍光灯と違い明るさはゆらゆらと一定ではありません。

そんな焚き火の炎のように明かるさ以外に暖かさも与えてくれる名盤を是非。

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