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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

The Flower Kings / The Sum of No Evil (2007年)



今回紹介する名盤は北欧を代表するシンフォニックロックバンド花の王様のアルバムです。

ジャンル

プログレッシブロック
シンフォニックロック

スウェーデン

Roine Stolt
Hasse Fröberg
Tomas Bodin
Jonas Reingold
Felix Lehrmann



バンド

The Flower Kingsは元々70年代のスウェーデンを代表するシンフォニックロックバンドKaipaのメンバーであったRoine Stoltがソロアルバム「The Flower Kings」を発表し、そのアルバムが高評価を得てツアーを行いました。

そして、そのツアーが大成功で終了した後、ツアーメンバーでバンドThe Flower Kingsを結成します。

Roine Stoltはこの他にMarillionのPete TrewavasとDream TheaterのMike Portnoy、Spock's BeardのNeal Morseの4人でスーパーバンドTransatlanticを結成していたり、The Tangentに参加したり関連するバンドを書き出したらキリがありません。

2000年以降の新鋭プログレバンドはPINK FLOYDKing CrimsonYesなどより、むしろThe Flower Kingsの影響力の方が大きいように感じます。

The Flower Kingsの持つ透明感やファンタジックで美しくメロディアスなキーボードとギターのサウンドなどを脈々と受け継いで多くのファンを獲得したMoon Safariのデビューアルバム「A Doorway To Summer」はThe Flower KingのキーボードTomas Bodinが関わっています。

The Flower Kingsはプログレバンドらしからぬ幸福感の強いサウンドとメロディーを得意としていて、「プログレは難しいしお堅くて聴けないよ!」という人でも琴線に触れる音世界です。

The Flower Kingsは近年まれに見る多作バンドでほぼ毎年作品を発表していて、その半分近くが2枚組という多作バンドなんです。

Roine Stoltを始め他のメンバーも別のバンドやソロ活動で忙しいのにも関わらず、これほどのスパンで高クオリティの作品を発表し続ける天才集団と言えます。

アルバム

本作はバンドThe Flower Kingsとしては10枚目のアルバムでこれまでコンスタントに作品を発表していましたが、メンバーがそれぞれの活動で忙しくなり次作「Banks of Eden」が2012年発表なので、私は5年も新作が発表されず「これがラストアルバムになるのかなぁ…」と気を揉んでいたの覚えています。

本作のジャケットを始めて見た時、パッと見て海の中にバスみたいな魚が泳いでいるんだと思い、ディズニーのアリエルを思い浮かべました。

そして、曲を聴いてみるとやっぱりアリエルっぽい音が鳴っていてThe Flower Kingsお得意の明るく幸福感の強いサウンドがいたるところに散りばめられています。

本作は初期のThe Flower Kingsのような優しいメロディーが光る秀作だと思います。

海の中に射し込む揺らめく光のようなきらびやかな名盤を是非。

One More Time


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