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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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AC/DC / Back in Black (1980年)



今回紹介する名盤はQueenのBrian Mayが「Queenじゃなかったら入りたかった」と言ったバンドのアルバムです。

ジャンル

ハードロック
ブルースロック
ヘヴィメタル

オーストラリア

Angus Young
Stevie Young
Brian Johnson
Cliff Williams
Phil Rudd
(Malcolm Young)
(Bon Scott)



バンド

AC/DC結成時のAngus Youngは15歳だったので姉がブレザーに半ズボン、ランドセルを背負ったスクールボーイスタイルというアイデアを提案したところ好評で今ではAC/DCのトレードマークの1つとなっています。

1975年にはわずか10日でレコーディングしたデビューアルバム「High Voltage」を発生するや否やオーストラリアでは見事1位に輝き、そして同年発表した次昨「T.N.T.」も1位となり、デビューしたその年から自国オーストラリアのトップバンドの仲間入りを果たします。

そして、Led Zeppelinなどが在籍していたAtlantic Recordと契約をしたことでRainbowやKISS、Aerosmithといった世界的バンドの前座としてライブを重ねていき知名度を少しずつ上げていきます。

これを受けて1976年にこの2枚を編集したアルバム「High Voltage」を発表してイギリスを含むヨーロッパデビューし、翌年「Let There Be Rock」でヨーロッパでの人気を不動のものにしました。
そして、1979年に「Highway To Hell」でついに全米17位を記録し世界制覇したのですが、このまま好調にいくかと思われていた矢先、ボーカルのBon Scottが死んでしまいます。

解散を噂される中、オーディションでBrian Johnsonを新たなボーカルに迎えます。
そんなドタバタの中レコーディングされた伝説のアルバム「Back In Black」です。
一説にはこれまでに世界で約5000万枚を売り上げて、グループとしては全世界で歴代最も売れたアルバムとされています。

そんなAC/DCを尊敬する者は多くJoey Ramoneをはじめとするパンクバンド達、そしてKeith RichardsやPete Townshend、Steven Tyler、Ozzy Osbourne、Nikki Sixx、Kurt Cobainと年代を問わず多くの人達に影響を与えています。

因みにジョジョの奇妙な冒険ではエシディシやハイウェイ・トゥ・ヘル、ボール・ブレイカー、ダーティー・ディーズ・ダン・ダート・チープなどたくさん登場します。


アルバム
本作は世界で約5000万枚売り上げたと言われる歴史的名盤でKurt Cobainは欠点が見当たらない偉大なロックアルバムと絶賛しています。

後に小説になり映画化までされた悲惨な戦争「モガディシュの戦闘」で捕虜になった仲間が好きだったということで救出に向かう兵士が本作の1曲目「Hells Bells」をかけながら救出作戦を行ったと言われています。

また、イラク戦争では敵の戦意を削ぐために大音量で本作をかけていたり、寝させないための拷問に使用したりしたそうです。

本作を聴くとロックの本質がわかります。
ロックにテクニックなんて必要ない、美しいメロディーなんて必要ない、華やかさなんて必要ない、ジャケットデザインなんて必要ない、必要なのは「格好いいリフ」だけです。

ロックは黙ってリフを聴け!と言わんばかりの最高にして最強のリフを聴ける名盤を是非。

Hells Bells


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