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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Newton Faulkner / Hand Built by Robots (2007年)



今回紹介する名盤は日本の大晦日恒例行事紅白歌合戦に参加したことのあるイギリス人のアルバムです。

ジャンル

サーフロック
フォークロック

イギリス

Sam Newton Battenberg Faulkner



アーティスト
Newton Faulknerは13歳からギターを始め、16歳の時にアカデミー・オブ・コンテンポラリー・ミュージックという音楽学校に入学します。

Michael Hedgesにも引け劣らないアコギ奏者Eric Rocheの下で学んだことでタッピング奏法をものにします。
そして、インターネットを中心に少しずつNewton Faulknerの名前が広まり始めます。

満を持して2006年に発表されたインディー盤「Full Fat EP」はAmazonの英シングルチャートで1位にランクインして、その評判は一躍音楽業界に知れ渡りレコード会社との契約を手にします。

そこからはトントン拍子でメジャー契約後すぐに発表したシングル「Dream Catch Me」が全英8週連続トップ30入りの大ヒットとなり、デビューアルバムの「Hands Built By Robots」は全英チャートで3週連続1位、そして37週連続全英トップ40入りという快挙を成し遂げました。

その後数多くのフェスでJohn MayerThe John Butler TrioやPaolo Giovanni Nutiniなどと共演を果たしました。

そんなNewton Faulknerの音楽は数多くのアーティストからリスペクトされていて、一番有名なところではLed ZeppelinのギタリストJimmy Pageでしょう。
Jimmy PageからNewton Faulknerに駆け寄って「あなたの大ファンです」といった逸話があるほどです。

その他にもThe WhoのRoger Daltreyやハリウッド女優のScarlett Johansson、日本でも小山田圭吾や押尾コータロー、スキマスイッチの大橋卓弥、そして2009年に紅白歌合戦で共演したドリカムと様々なアーティストからリスペクトされています。


アルバム
本作は全英チャートで3週連続1位、そして37週連続全英トップ40入りしたデビューアルバムになります。

Newton Faulknerのギターの腕前は勿論凄いのですが、私はサーフミュージックによく合うソウルフルでハスキーな歌声が最高に好みなんです。

本作には全英8週連続トップ30入りを果たしたデビュー曲「Dream Catch Me」も収録されています。もし「Dream Catch Me」を目的で本作を購入した人も他の曲ほぼ全ての曲が気に入るくらいキャッチーで聴いていて楽しいです。

因みに本作にはMassive Attackの「Teardrop」を全く劣化させずにアコギと歌でカバーしています。

クセも無いので洋楽に興味がない人気にもおすすめ出来る作品です。

カラッとした初夏の風のように爽やかな名盤を是非。

Dream Catch Me


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