忍者ブログ

『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Explosions In The Sky / The Earth Is Not a Cold Dead Place (2003年)



今回紹介する名盤は人気とは裏腹に頑なにメジャーの誘いを断り続けるバンドのアルバムです。

ジャンル

ポストロック
シューゲイザー

アメリカ

Chris Hrasky
Michael James
Munaf Rayani
Mark Smith



バンド

1999年に結成し、翌年2000年にはMogwaiを彷彿させる静寂と音像で完成された「How Strange, Innocence」を発表します。

さらに、その翌年「Those Who Tell the Truth Shall Die, Those Who Tell the Truth Shall Live Forever」を発表し、本人達の意図しない方向で知名度が上がります。
というのは本作を直訳すると「真実を語る人は死に、真実を語る人は永遠に生きる」という生と死がコンセプトのアルバムです。

その本作が発表されたのが2001年9月4日、その一週間後アメリカ同時多発テロが起こりました。
本作のタイトルと意味深なジャケットで当時アメリカで噂になったそうです。

2003年に発表した「The Earth Is Not a Cold Dead Place」のラストを飾る「Your Hand in Mine」は数多くの映画やTVドラマに使用されました。
そして、2011年に発表した代表作「Take Care, Take Care, Take Care」全米16位を記録しました。

2016年にはFranz Ferdinand、Sigur Rósなどを手掛け、グラミー賞の経験もある敏腕プロデューサーJohn Congletonを迎えた「The Wilderness」でも話題になりました。

アルバム

本作はExplosions In The Sky(以下EITS)の出世作で初めてEITSに触れるのにもってこいな作品です。
アルバムの再生ボタンを押すとギターの単音が流れ出して、そこに薄っすらと刻む鼓動のようなドラムで一気にEITSの世界へと惹き込まれます。

音は止まず、色彩豊かに移り変わります。

EITSの特徴として、他のポストロックバンドには無いエモーショナルで寂しい感じがあって、本作はEITSの作品の中でも特に顕著に現れているように感じます。

生命の誕生から成長を描いた名盤を是非。

The Only Moment We Were Alone


拍手[2回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Copyright © 『私的名盤おすすめ処』 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]