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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Immanu El / They'll Come, They Come (2007年)



今回紹介する名盤はスウェーデン発、新世代のポストロックバンドのアルバムです。

ジャンル

ポストロック

スウェーデン

Claes Strängberg
Per Strängberg
Jonatan Josefsson
Emil Karlsson
David Lillberg



バンド
当時、16歳だったImmanu Elの中心人物Claes Strängbergはバンド活動を始め、制作したデモテープがラジオで放送されました。

その音楽が話題になり、自国スウェーデンに始まり、アイスランドやアメリカなどのメディアにSigur Rósと共に紹介され、その翌年自主制作したEP「killerwhale」を発表しました。
その作品を評価されて、スウェーデンの一大ロックフェスHulsfred Rookiefestivalに10代で抜擢されました。

その勢いに乗り、高校を卒業した2007年に18、19歳という若さで「They'll Come, They Come」を発表して、ヨーロッパを中心に20ヵ国100ヵ所以上をツアー で周り2009年に「Moen」を発表しました。

その後も各国の音楽フェスで演奏し、2011年に「In Passage」2016年「Hibernation」と勢力的に活動しています。

音世界は煌めくギターとピアノ、ムード抜群なドラムとベース、そして透き通るファルセットボイスと言ったSigur RósやKyteのような美しいタイプのポストロックです。

さらにこの音楽にClaes SträngbergとPer Strängbergの双子の兄弟はアイドル顔負けのルックスの持ち主で神が二物三物うっかり与えてしまったタイプの人間なんです。

またClaes SträngbergはポストロックバンドEFのギタリストとしても活動しています。

アルバム
本作はそんなImmanu Elのデビュー作、つまり18、19歳の若き感性が詰まった作品でエネルギーを感じます。

さすが北欧といった空気感もあり全体的には冷たく透き通った音なんですが、光り輝く音色のおかげで暖かみも感じます。
そして、どこまでも広がるサウンドは気持ちのいい開放感を与えてくれます。
一言でいうと「ジャケット通りの音世界」です。

ジャケットデザインを手掛けたのは若きイラストレイターKheira Linderによるものです。

天に昇るような神々しく、光り輝く名盤を是非。

Under Your Wings Ill Hide


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