忍者ブログ

『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

A Tribe Called Quest / The Low End Theory (1991年)



今回紹介する名盤はヒップホップ界を新しい時代へ導いたグループのアルバムです。

ジャンル

ヒップホップ
ジャズヒップホップ

アメリカ

Q-Tip
Phife Dawg
Ali Shaheed Muhammad
Jarobi White

グループ

A Tribe Called Questという名前はジャズとヒップホップの融合を試みた開拓者的存在のJungle Brothersから付けてもらいました。

A Tribe Called Questの中心人物であるQ-TipはこれまでにThe Beastie BoysやJungle Brothers、De La Soul、The Alkaholiks、The Roots、Nasといった数々のヒップホップアーティストのプロデュースに関わり、その作品全てを高クオリティで仕上げてしまう実力者です。

1990年を境に分けられ90年以前がオールドスクール、1990年以降がニュースクールと言われていて、A Tribe Called QuestはDe La Soulと同様にニュースクールを代表する1つなのです。

1990年発表の「People's Instinctive Travels and the Paths of Rhythm」には世界で活躍する日本人TOWA TEIが参加していたり、1991年発表の「The Low End Theory」ではジャズ要素をより色濃く出すためにジャズベーシストの重鎮Ron Carterをゲストに呼んだりしました。

結果この「The Low End Theory」はヒップホップ以外のリスナーにも評価されてA Tribe Called Questの代表作となり、それ以降Jazz Hip Hopというジャンルは確立されました。
そういうこともあり世間は次の作品に期待をすることになりました。

そんなプレッシャーの中1993年に発表した「Midnight Marauders」はしっかりとリスナーの期待に応える作品を仕上げてしまうのです。

よくDe La Soulと一緒に紹介されますが雰囲気はかなり違うと感じると思います。
De La Soulは朝や昼に聴きたい愉快な感じですがA Tribe Called Questは夜に聴きたいアダルトな感じです。

アルバム

本作はローリングストーン誌が選ぶオールタイムベストアルバム500で153位にランクインしているA Tribe Called Questの代表作です。

5曲目の「Verses From the Abstract」の柔らかいベース音はRon Carterがウッドベースを弾いているからです。
そして、7曲目の「Vibes and Stuff」の元ネタはGrant Greenの「Down Here on the Ground」なのです。

14曲目の「Scenario」はMiles DavisやThe Jimi Hendrix Experienceなどをサンプリングしています。

私はジョジョのスタンドみたいなジャケットに惹かれ聴いてみました。

ヒップホップが苦手ならそんな先入観を取っ払ってユニークなジャズとして聴いてみるのはどうでしょう。

音楽の幅が広がるかもしれませんよ。

ヒップホップ界の天才がジャズの音で遊んで出来たジャジーな名盤を是非。

Scenario



拍手[0回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Copyright © 『私的名盤おすすめ処』 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]