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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

ENIGMA / MCMXC a.D. 邦題 永遠の謎 (1991年)



今回紹介する名盤はヒーリングミュージックの先駆者と言われるアーティストの名盤です。

ジャンル

ヒーリングミュージック
ニューエイジ
電子音楽
ワールドミュージック

ドイツ

Michael Cretu
Sandra Cretu


アーティスト

ENIGMAの中心人物であるMichael Cretuはルーマニアで生まれ、彼の叔父にあたるIon Voicuはルーマニア屈指のバイオリニストでありました。
さらに、元ブカレストフィルハーモニー交響楽団のディレクターとしても活動していました。

その影響なのか、Michael Cretuは幼少の頃から音楽に興味を持ちます。
8歳からブカレストの音楽学校でクラシック音楽の勉強を始めて、12歳の時には音楽を学びにパリへ留学しました。
そして、17歳になると西ドイツに渡り3年かけて西フランクフルト音楽院で学んで音楽の学位を取得しました。

21歳で「Wild River」を発表してデビューし、3枚目のアルバム「Die Chinesische Mauer」でシングルカットされた「Samurai」は自国ドイツの他にスイスやギリシャ、スウェーデンなどヨーロッパ各地でヒットしました。

またプロデューサーとしても活動していて、Mike Oldfieldが1987年に発表した「Islands」なども手掛けました。

そして、1990年に元嫁のSandra Cretuと組みENIGMAとしての活動が始まりますが、当初Michael Cretuはこのプロジェクトでは正体を明かさずに活動をしていくつもりでいた。
なので、第二次世界大戦でナチスドイツが使用していた暗号機「ENIGMA」としました。

ENIGMAは民族音楽やグレゴリオ聖歌に全くジャンルの異なるダンスビートを掛け合わせた斬新なサウンドは世界規模でヒットして、たくさんのフォロワーを生みました。

1度だけライブをするという話が出たそうなのですが準備に2年ほど掛かることが判明し、それならばレコーディングに時間を使った方が得策だということで結局実現しませんでした。

Enyaもそうですがこの手の音楽をライブで再現するには相当のお金と時間を使うのでしょうね。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第四部に登場する宮本輝之輔のスタンドの元ネタです。

アルバム

本作はヨーロッパ全土でヒットしてアメリカでは発売から2ヶ月でトップ5まで上り詰めたアルバムです。

神聖なローマカトリック教会の宗教音楽であるグレゴリオ聖歌と若者が酒を片手にテンションを上げるためにかけるダンスビートという絶対に出会わない2つの音楽をENIGMAは1つの音楽にしてしまったのです。

また、グレゴリオ聖歌を使用したことでグレゴリオ聖歌は再び注目されることとなりました。

民族音楽?宗教音楽?ダンスミュージック?ヒーリングミュージック?ジャンル分けは永遠の謎な名盤を是非。

Callas Went Away


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