ジャンル
ポストロック
シューゲイザー
エレクトロニカ
アンビエント
イギリス
Nick Moon
Tom Lowe
Scott Hislop
バンド
北欧の空気感の中にRadioheadの「The Bends」のようなエモーショナルが共存した音楽、謂わば冷たい情熱という矛盾のような音世界です。
Sigur Rósが深海ならKyteは滝です。
Kyteのアルバムの再生ボタンを押すと真っ白の世界に飛ばされます。
もっと言うと無色透明の三ツ矢サイダーの中にいる感じです。
シュワシュワの炭酸水のような気持ちいいノイズサウンドに私は感じました。
ちなみにこのアルバムには収録させていませんがKyteの曲が映画「余命1ヶ月の花嫁」で使われていたらしいですよ。
ちなみにKyteの中心人物Nick Moonはバンド活動と並行して「Green Trees」という名義でソロ活動をしていてコツコツと作曲し、2011年にアルバムを発表しています。
アルバム
本作を聴き終えた後に残るのは、爽やかな高揚感です。
真夏に運動して汗だくになってシャワーを浴びて、クーラーのかかった部屋で三ツ矢サイダーを飲みながら聴いたら最高です。
この真っ白な炭酸水のようなサウンドを滝のように浴びて煩悩や邪念を綺麗さっぱり流しましょう。
頭と心が清らかになれる名盤を是非。
The Smoke Saves Lives
Kyte / Science for the Living (2009年)
[1回]
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