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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Balmorhea / All is Wild, All is Silent (2009年)



今回紹介する名盤はポストロックとポストクラシカルの良いとこ取りなバンドのアルバムです。

ジャンル

ポストロック
ポストクラシカル

アメリカ

Rob Lowe
Michael Muller



バンド

BalmorheaはRob LoweとMichael Mullerの2人が中心となり2006年に結成し、2007年にセルフタイトル「Balmorhea」を発表し、フィールドレコーディングの持つ開放感と室内楽的なピアノとアコギのメロディーという一見ミスマッチとも思える音世界で注目を集めます。

そして、2008年にはより洗練された
フィールドレコーディングとアコギ、ピアノ演奏でBalmorheaの最高傑作と言える「Rivers Arms」を発表しました。

2009年にはバンジョーとドラムという新たな楽器を取り入れバンド編成へと昇華した「All is Wild, All is Silent」2010年にはポストクラシカル色が強く出た「Constellations」2011年には集大成と言えるライブアルバム「Live at Sint-Elisabethkerk」2012年にはヴィブラフォン、ウクレレ、スティールパンなど多種多様な楽器を取り入れた「Stranger」など駆け抜けるように作品を発表してきました。

そして、5年の沈黙を破り2017年に発表した「Clear Language」は原点に戻り2人編成での作品になりました。
また、2018年に最新作「Clear Language: Reworked」が昨日発表されました。

因みにRob LoweはRG Lowe名義で「Slow Time」という作品を発表しています。

アルバム

本作は前作までの室内楽的でアコースティックなサウンドからシフトして、バンドサウンドとなり音の厚みを出しました。

前作「Rivers Arms」の系統を期待して本作を聴くと少し戸惑う人もいるかもしれませんが、前作のアコースティックなオーケストラサウンドとバンドサウンドが絶妙なバランスでまとめられた作品です。

TortoiseGoldmuntを掛け合わせたようないい感じにポストロックでいい感じにポストクラシカルな名盤を是非。

Settler


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