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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

IQ / Frequency (2009年)



今回紹介する名盤は私が1番大好きなバンドFrost*のリズム隊が在籍していたバンドのアルバムです。

ジャンル

ネオプログレッシブロック
プログレッシブロック
シンフォニックロック

イギリス

Mike Holmes
Tim Esau
Peter Nicholls
Paul Cook
Neil Durant
(John Jowitt)
(Andy Edwards)



バンド

IQはYesやGenesisといった1970年代のプログレッシブロック黄金期の魂を継承するバンドでMarillionやPendragon、Twelfth Night、Pallas、Quasar、LaHost、Solsticeなどと同じく1980年代に起こったネオプログレッシブロック(ポンプロック)ムーブメントの波に乗り1983年の「Tales from the Lush Attic」でデビューしました。

しかし、一部では1970年代のGenesisのモノマネ過ぎてオリジナリティが薄いという批判的な意見もありました。
実際「Tales from the Lush Attic」や次作1985年発表の「The Wake」はかなりGenesisのサウンドを彷彿させます。

しかし、1993年発表の「Ever」以降くらいからGenesisのシンフォニック性を上手いこと抽出しつつ、新しい時代の感性を取り入れオリジナリティが出してきます。

同年にEverのライブツアーを収録した「Forever Live」を発表するほどとなり、ネオプログレッシブロック界の雄と言われるまでになりますが、そこで甘んじることなく、前作の「Ever」で自分達の音楽を確固たるものにしてから4年もの歳月が過ぎた1997年に発表した「Subterranea」はなんと100分を越える超大作でした。

そして、2004年には最高傑作との呼び声高い「Dark Matter」を発表し、2009年には二人のメンバーが入れ替わった意欲作「Frequency」2014年には重厚でダークな最新作「The Road Of Bones」を発表する30年以上のベテランバンドですが、未だに定期的に作品を発表しています。

冒頭で述べた通りFrost*のリズム隊が二人在籍していたので、IQファンはFrost*がFrost*ファンはIQが琴線に触れるはずです。

他にはMoon SafariやJohn Mitchell加入後のIt BitesKinoFredde GreddeなどはIQの音世界に雰囲気が似ているので聴いてみる価値はあるかと思います。

アルバム

本作はドラムのPaul CookとキーボードのMartin Orfordが脱退し、Andy EdwardsとMark Westworthを迎えてメンバーが2人も代わってIQのサウンドが変わってしまってないかなと一抹の不安を覚えて聴きましたが、ちゃんとシンフォニックなプログレでIQ節健在でした。

本作のタイトル「Frequency」は直訳で「周波数」になります。
そして、ブックレットに「・・ --・-」こんな文字が書いてありますが、これはモールス信号でIQと書いてあります。
1曲目「Frequency」のピーピピーピというモールス信号で静かに物語が始まり、ピアノやオルガン、シンセといった楽器で雰囲気抜群です。

ジャケット、ブックレット、イントロ全てが「Frequency 周波数」にまとめられているコンセプト性にはこだわりを感じます。

プログレの叙情性を受け継ぎ、昇華された音の周波数が収められた名盤を是非。

Life Support


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