今回紹介する名盤は自身の音世界をアコースティックとエレクトロニカを掛け合わせた「アコトロニカ」と称すバンドのアルバムです。
ジャンル
アコトロニカ
エレクトロニカ
シューゲイザー
ポストロック
日本
Kco
阿瀬さとし
バンド
Cojokはエレクトロニカやシューゲイザー、プログレッシブロック、フォーク、クラシック、アンビエントなどの音楽を組み合わせ昇華させた壮大な音世界を奏でるバンドです。
Cojokの鳴らすサウンドはハードコアのような退廃的な激しさとアンビエントのような静かな美しさという相反する音世界を綺麗に混ぜ合わせた音楽なんです。
どんな音楽か想像しづらいと思いますので、2人が影響を受けた音楽を先に書きたいと思います。
まず、
MONOやworld's end girlfriendというどちらもハイセンスで芸術性が高く、唯一無二の音楽を奏でるバンドです。
そして、KcoはJoan Baezや
Joni Mitchellに影響を受け、この2人が4つ打ちで歌っていたらどうなっていただろうという想像からアコトロニカというアイデアが生まれたそうです。
ここまで書いてもCojokの音楽の10%も伝えられてない気がするので、是非一度どの曲でもいいので聴いていただきたいです。
どうしてこんなことを言うかというと、それくらい独自の音楽を奏でるバンドなのです。
そして、聴く人によって聴いた時に感じることや、頭の中に広がる風景は全然違うと思います。
因みに2014年に発表した「UNTRSHIA」ではKing Crimsonの代表曲の1つである「クリムゾン・キングの宮殿」をカバーしたことで話題になりました。
アルバム
本作はそんなCojokの2枚目のアルバムになります。
アルバムタイトルである「OLIVEA」とは「LIVE=生きもの達」と「LOVE=愛」が繰り返すことで「ALIVE=生きている」というという意味が込められていて、それぞれの言葉組み合わせて作られた造語になります。
Cojokが2010年に発表した前作「CRYSTAFIR」ではデビュー作ということもあり「誕生」をコンセプトに制作していました。
本作は誕生した後の「成長」をコンセプトにした作品になります。
デビューから数多くのライブをこなし、様々な体験をし、いろんな人達と出会い成長したCojokが作り上げた音楽は最高のクオリティに仕上がっています。
エレクトロニカファン、シューゲイザーファン、プログレファン、フォークファン、アンビエントファン誰が聴いても満足出来るマルチな名盤を是非。
本作からの曲が無いのでKing Crimsonのカバー曲
Cojok MONOTONE LABEL 2012-09-05
[2回]
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