今回紹介する名盤はKinsellaチルドレンと言っても過言ではないバンドのアルバムです。
ジャンル
マスロック
インディーロック
プログレッシブロック
エモ
イギリス
Henry Tremain
Tim Collis
Chris Collis
(Stuart Smith)
(Dan Adams)
(Additional)
バンド
TTNGはThis Town Needs Gunsというバンド名で活動していましたが、2013年に発表された「13.0.0.0.0」を期に頭文字だけを残したTTNGというバンド名に変わりました。
直訳で「この町には銃が必要だ」なんて物騒な名前だったからなのかなー。
TTNGが出てきた時はThe Smithsと
Radioheadの叙情性に
Death Cab for CutieやSunny Day Real Estateのエモ的な激しさ、そしてFoalsやBattlesのような緻密な演奏技術を併せ持ったモンスターバンドともてはやされていました。
しかも、TTNGの本拠地オックスフォードではRadioheadを忘れてしまってTTNGこの町を席巻してしまうだろうとまで言われるほど持ち上げられていたのです。
私的にはTTNGを初めて聴いた時の感想で上記したバンドは頭に浮かんできませんでした。
現にメンバーのギタリストTim CollisはMake BelieveのSam Zurickや初期のMinus the Bearに影響を受けたと公言していますし、Owlsのライブ演奏に感銘を受けて研究したとも言っています。
まるで兄Tim Kinsellaのような緻密に計算された変拍子や捻れるようなギターアルペジオに弟Mike Kinsellaのような哀しく儚いエモーショナルな唄心を掛け合わせたバンドです。
アルバム
本作はまだThis Town Needs Gunsというバンド名で4人組だった頃のアルバムになります。
いつも好きな曲は何番目が覚えるのですが、この作品の曲名は全て動物の名前になっているので英語の苦手な私でもすぐに曲名を覚えることができました。
Kinsella好きなら1曲目の「Chinchilla」を聴いたら一発でハマること間違いなしの曲です。
攻撃的な曲達が多い中で「Elk」はAmericanfootballのような優しい管楽器の音が入り柔らかい印象を受けます。
またジャケットに動物たちが描かれていて可愛らしくて私はとても好きなジャケットの1つです。
Tera Melosほど激しくはないですがかなりのジェットコースター級ギタープレイです。
Kinsella魂を脈々と受け継いだKinsellaチルドレンバンドの名盤を是非。
Baboon
This Town Needs Guns Sargent House 2009-03-10
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