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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Tom Scott / Apple Juice (1981年)



今回紹介する名盤はThe BeatlesのGeorge Harrisonのツアーに参加していたサックス奏者のアルバムです。

ジャンル

フュージョン
ジャズ

アメリカ


アーティスト

Tom Scottは作曲家の父とピアニストの母に育てられ、幼い頃から音楽と関われる環境の中で暮らしていました。
そして、9歳の時Benny Goodmanの影響でクラリネットを始め、12歳の時にはスクールバンドでバリトンサックスを担当し、独学で作曲と編曲を学び着々と力をつけていきます。

その結果今ではジャズ、フュージョン界を代表するサックス奏者でこれまでにグラミー賞のノミネートは10回以上で受賞は3回という経歴を持っています。

ジャズサックス奏者なのですが、Tom Scottはそれ以外のジャンルのアーティストとも共演していて、上記したGeorge Harrisonに始まり、Joni Mitchell、Steely Dan、Whitney Houston、Quincy Jonesなど様々なところでサックスを演奏していて音楽の幅が広がり独自の音世界を手に入れるのです。

また、1992年にGRP創設10周年記念として結成したGRP All-Star Big Bandにも参加しています。
このイベントにはゲストとしてChick CoreaやB. B. Kingなども参加しています。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第二部に出てくるエイジャの石の元ネタ「aja」に参加してきます。

アルバム

本作はTom Scottの初となるライブアルバムでTom Scottの代表作と言える作品です。

ビルボードのジャズアルバムチャートで7位にランクインしました。

本作は最高に爽やかなサックスにファンキーなリズムが気持ちいいアルバムになっています。

なぜこんなにもファンキーで気持ちいいかというと、ベースにはMarcus MillerでドラムにはSteve Gaddという最強の布陣が組まれているからなのです。

ジャズ界を代表する面々の演奏を濃縮した100%アップルジュースのような爽やかな名盤を是非。

WE BELONG TOGETHER


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