今回紹介する名盤はダークアンビエント界の帝王のアルバムです。
ジャンル
ダークアンビエント
ダーククラシカル
ネオクラシカル
スウェーデン
Jouni Havukainen
バンド
In Slaughter NativesはJouni Havukainenを中心に結成されたバンドです。
これまでコンスタントに作品を発表してきたIn Slaughter Nativesですが、2005年の「Split with Voice of Hate」を発表してから動きがありませんでした。
しかし、2014年に約10年ぶりに新作「Cannula Coma Legio」を発表してダークアンビエント界に舞い戻ってきました。
この手のジャンルは市場になかなか出回ってなく入手しずらく、見つけても万単位のお値段なんてことがざらです。
なので聴いたことのある人は少ないのではないでしょうか。
In Slaughter Nativesの音世界は、世界から秩序が無くなり、街には屍が転がっていてゾンビだらけの街で細々となんとか生き延びてるというような、まぁ早い話がバイオハザードの世界を音楽にしましたって感じです。
アルバム
本作の何が良いかというと、とにかく暗く退廃的で聴いていて救いがないし、最後まで絶望しかない。
良く聞こえないと思いますが、こういう音楽が好きな人は必ずいると思います。
軽快なドラミングの代わりに重く苦しいハンマービート、コーラスの代わりに悲鳴、光なんて一切入って来ない音世界です。
わかってくれる人だけでいいので是非聴いて頂きたい。
部屋で独り再生ボタンを押して瞼を閉じれば、暗く不気味な世界へ誘われるはずです。
もう全てがどうでもよくなってとことん堕ちたい時、この名盤を是非。
Sacred Worms
In Slaughter Natives Thend 2011-01-11
[0回]
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