今回紹介する名盤は
Radioheadの前座に抜擢された北欧アイスランドの代表的バンドのアルバムです。
ジャンル
ポストロック
アンビエント
シューゲイザー
アイスランド
Jón Þór Birgisson
Georg Hólm
Orri Páll Dýrason
Kjartan Sveinsson
バンドアイスランドと言えば北欧の歌姫Björkを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
Sigur RósはBjörkや
múmとも親交があり、また有名になる前からRadioheadのThomas Yorkeや
Johnny Greenwoodはファンであることを公言していました。
Sigur Rósとはアイスランド語で「勝利、薔薇」を意味します。
Sigur Rósの歌詞はホープランド語というアイスランド語を変形させたSigur Rós独自の言語です。
ホープランド語とは、言葉と一緒になると良い音のするノイズなので言葉も音の1つとして考えているのでしょう。
2002年に発表された「( )」はグラミー賞にノミネートされるなど世界的評価を受けました。
私はSigur Rósを聴いてポストロックにどっぷりハマりました。
Sigur Rósの音世界は静寂と轟音の共存だと思います。
ボーイング奏法からなる歪んだノイズの洪水に、透き通るような澄んだJón Þór Birgissonの声で神々しいくらい甘美なサウンドが生まれます。
アルバムグラミー賞にノミネートされた前作「( )」から3年経過して、当時のファン達からはかなりの期待度でプレッシャーが凄かったはずです。
そんなプレッシャーを跳ね返す力作「Takk...」アイスランド語で「感謝」を意味するタイトルになります。
前作は暗く哀しい内省的な音世界でしたが、本作はそんな音世界に火が灯り光が差した感じがします。
世界的に評価されたのは「Ágætis byrjun」や「( )」かもしれませんが、始めてSigur Rósを聴くには本作が1番聴きやすくていいと思います。
「Hoppípolla」は映画「We Bought a Zoo 邦題 幸せへのキセキ」など様々場所使用されるSigur Rósで1番有名な曲でないでしょうか。
Sigur Rósが世界のみんなに込めた、感謝の音がする名盤を是非。
関連記事Sigur Rós / Agaetis Byrjun 邦題 良き船出 (1999年)Hoppípolla
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