今回紹介する名盤はオシャレな国おフランスの美人マルチプレイヤーのアルバムです。
ジャンル
アンビエント
エレクトロニカ
ポストクラシカル
フランス
Cécile Schott
アーティスト
Cécile Schottというフランス人女性のソロプロジェクトColleenはクラシックギターを手にして音楽への道を進み始め、好奇心旺盛なColleenは16歳の頃にエレキギターにも手を出します。
そして、友人から作曲ソフトをもらい本格的に作曲を始めました。
好奇心旺盛なColleenは様々な楽器を独学で学び、どんどん演奏出来る楽器を増やしていき、独学では難しいとなったらレッスンを受けるのです。
そうこうしてるうちにColleenはマルチプレイヤーになるのですが、ただのマルチプレイヤーではないのです。
ほとんどのマルチプレイヤーはギターとベースが弾けて、「それとシタールやバンジョーなど他の弦楽器を嗜む程度に出来ます」みたいな人がほとんどですが、(それも勿論凄いことですが)Colleenは違います。
Colleenが演奏出来る楽器はクラシックギターに始まるギター全般とウクレレ、チェロ、リコーダー、クラリネット、グロッケン(鉄琴)、パーカッション、ピアノ、バイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、オルゴール、ウィンドチャイム、スピネット、クリスタルグラスなど弦楽器から管楽器、そして打楽器までを幅広く演奏するのです。
しかも、初めて聞くような名前の楽器や楽器では無いものも数多くあるので興味のある方は調べてみて下さい。
因みに私が1番面白いと思った楽器はウィンドチャイムです。
演奏楽器にオルゴール?と思われた方もいるかもしれませんが、Colleenは2006年にオルゴールのみで作曲したEP「Colleen Et Les Boîtes À Musique」を発表しているのです。
2006年と2008年に来日していて、その際に兼六園へ観光し、非常に気に入ったそうです。
アルバム
Colleenは2007~2010年の間に新しい音楽へのアイデアを得るために作曲活動を休止して都会からスペインの自然に囲まれた街に移住していました。
本作はその長期休暇に入る前の作品になります。
本作を初めて聴いた時は「
風ノ旅ビト」みたいな音楽に感じ、すぐに私のお気に入りになりました。
なので、風ノ旅ビトで流れる音楽が好きなら必ず琴線に触れることでしょう。
普段聴くことの少ない楽器の音を聴けるので、とても新鮮に感じると思います。
また、本作の後半3曲はライブ音源が収録されているのも聴き所でしょう。
フランスが生んだ才女が様々な楽器で奏でる音の波が静かに流れる名盤を是非。
Les Ondes Silencieuses
colleen Wind Bell 2007-05-15
[0回]
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