忍者ブログ

『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

The Byrds / Mr. Tambourine Man (1965年)



今回紹介する名盤はThe BeatlesとBob Dylanを足したバンドのアルバムです。

ジャンル

フォークロック
サイケデリックロック
カントリー

アメリカ

Roger McGuinn
Gene Clark
David Crosby
Chris Hillman
Michael Clarke

バンド

The Byrdsはローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティストで第45位にランクインし、ロック殿堂入りのバンドであります。

ギタリストのDavid CrosbyはCrosby, Stills, Nash & Youngのメンバーとしても有名でQ誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーで第99位にランクインしていますし、The ByrdsとCrosby, Stills, Nash & Youngで計2回もロック殿堂入りを果たしていることになります。

他のメンバーも後のアメリカンロック界でとても重要な人物ばかりです。

The Byrdsは当時無名なのにも関わらず1965年発表のデビュー作「Mr. Tambourine Man」のタイトル曲は全米全英1位を記録しました。

そして、何が凄かったかというと今では当たり前とされるフォークロックですが、当時としては新しい音楽だったのです。

Bob Dylan(フォーク)の名曲「Mr. Tambourine Man」をThe Beatles(ロック)のようなビートやコーラスで演奏するというアプローチは一種の発明でした。
しかし、古くからのフォークファンからは音楽的堕落など非難されました。

その典型的な例が1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルで起きた事件でしょう。
それはBob Dylanがバックバンドを従えてエレキギターで演奏し始めると頑固なフォークファンがブーイングを始め、ブーイングがあまりに止まないのでBob Dylanは1度舞台から降り、アコースティックギターに持ち替えて再び舞台へ上がったのでした。

出る杭は打たれるということでしょうか。

しかし、The ByrdsのMr. Tambourine Manも全米全英1位になりましたし、Bob Dylanが初めてロックに接近したBringing It All Back Homeも全米6位とアルバムで初めてトップ10入りし全英では1位にランクインしました。

The Byrdsの真の凄さはフォークロックを開拓したことに甘えずに作品ごとに進化していったところでしょう。

サイケデリックロックの先駆けとされる「Fifth Dimension」やカントリーロックの先駆けとされる「Sweetheart Of The Rodeo」などロック界の幅が広がりました。

アルバム

本作は上記したようにフォークロックの先駆けとなったアルバムです。

本作をまったく知らずに聴くと「The Beatlesじゃんか!」と思うほどサウンドが似ているように感じると思います。

それはGeorge Harrisonの影響を受けたRoger McGuinnの演奏する12弦ギターの影響だからだと思います。

今聴くとThe Beatlesに似てるなーと思ってThe Byrdsの良さや凄さに気付かず流れてしまうかもしれませんが、よくよく考えてみると「Mr. Tambourine Man」の発表は1965年6月21日でThe Beatlesの「Help!」の発表は1965年8月6日なんです。

そう思うとThe BeatlesがThe Byrdsに似てるとも言えるのかもしれません。

Bob Dylanのカバー曲を4曲も入れるほどリスペクトしているThe Byrdsですが、この時期のThe Byrdsのライブをわざわざ聴きに行き、アコースティックギターからエレキギターに持ち替えたとも言われています。

フォークとロックが出会った名盤を是非。

Mr. Tambourine Man

拍手[0回]

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Copyright © 『私的名盤おすすめ処』 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]