今回紹介する名盤はアメリカ版警察24時の主題歌でグラミー賞を受賞したことのあるレゲエバンドのアルバムです。
ジャンル
レゲエ
スカ
ダブ
ジャマイカ
Ian Lewis
Roger Lewis
Bernard "Touter" Harvey
バンド
Inner Circleはジャマイカでルイス兄弟が中心となり、首都であるキングストンで音楽活動をしていました。
その活動が実を結び、キーボード奏者のBernard "Touter" Harveyとジャマイカの天才少年シンガーとして名高いJacob "Killer" Millerを迎え入れ、1974年にレコードデビューを果たします。
1976年には大手レコード会社キャピタルレコードと契約を結んだり、1978年にはアイランドレコードから出されたアルバム『Everything Is Great』が全英チャート20位を記録するなど、トントン拍子でレゲエバンドとして頭角を表していきました。
しかし、レゲエの神様
Bob Marleyと張り合えるほどの実力者と言われる才能の持ち主であるJacob "Killer" Millerは1980年3月23日に、26歳という若さで交通事故により不慮の死を遂げてしまいました。
その結果、これまで順調にいっていたInner Circleが、しばらく活動休止状態になってしまいました。
ルイス兄弟が意気消沈していたが、二代目ボーカルにCalton Coffieを迎え入れ再始動する。
Calton Coffieは病気治療に専念するため脱退し、現在は三代目ボーカルとしてKris Bentleyが加入している。
アルバム
本作は二代目Calton Coffieがボーカルを務める作品です。
初代Jacob "Killer" Millerと比べとてもポップなサウンドになっております。
Inner Circleの古くからのファンやお堅いレゲエファンからは「ポップになり過ぎている。」や「レゲエじゃなくなった。」と言われますが、レゲエを聞き始めて間もない私には名盤に感じます。
なんと言っても1曲目のJoe Southのカバー曲「Games People Play」は底無しに明るくポップなレゲエです。
3曲目「Black Roses」はしっとりとしたバラードレゲエとバラエティーに富んでいて満足できるアルバムだと思います。
レゲエ入門にピッタリのポップで楽しい名盤を是非。
Games People Play
Inner Circle Atlantic 1994-08-30
[0回]
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