今回紹介する名盤は作詞、作曲、演奏、編集など全て一人でこなしてしまう人のアルバムです。
ジャンル
テクノ
エレクトロニカ
ハウス
アンビエント
アメリカ
アーティスト
Mobyはこれまでに2000万枚以上の売上を誇る眼鏡とスキンヘッドが似合うおっちゃんです。
Mobyは元々Vatican CommandosやAWOL、Shopwellというパンク系バンドでギタリストをしていました。
しかし、1980年代末にイギリスで起きたダンスミュージックのムーブメント「セカンド・サマー・オブ・ラブ」の影響でDJ活動を始めます。
Twin Peaksのテーマ曲をサンプリングした「Go」が大ヒットしてダンスミュージックシーンの重要な存在になります。
現在はBGMやアンビエントなどのチルアウトとして、誰にでも聴ける作風に変わっていきました。
別名義でも活動していて、有名なところで言えば「Voodoo Child」や「DJ Cake」とかではないでしょうか。
また、Britney Spearsに曲を提供していたり、TeanyというカフェやThe Little Idiotというグッズショップを経営していたり、写真家や執筆家という一面もあり本当に幅広く活躍しています。
Mobyが発表している作品はとても多いので、Moby自体を知らなくても曲は聴いたことがあるってことがあると思います。
アルバム
本作はこれまでのダンスミュージックのリスナーを越えて一般チャートで大ヒットして、売上げ枚数1000万枚というモンスターアルバムです。
3曲目の「Porcelain」は「タイタニック」で一世を風靡したレオナルド・ディカプリオが100本以上のオファーを蹴ってまで出演したいと思った映画「The Beach」のテーマ曲として使われました。
また、アルバム収録曲がすべてCMで使われるという異常事態が起きるほどです。
テクノの革命児が技術、感性、共にノリノリで作った名盤を是非。
Porcelain
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