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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Grateful Dead / Live/Dead (1969年)



今回紹介する名盤はロック殿堂入りしている世界一のライブバンドのライブアルバムです。

ジャンル

サイケデリックロック
ジャムロック

アメリカ

Jerry Garcia


バンド

Grateful Deadはローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティストにおいて第56位に選ばれています。

Grateful Deadの中心人物Jerry Garciaはローリングストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリストにおいて第46位に選ばれています。

日本ではそんなに知名度は高くないですが、アメリカではメンバーの使用していた楽器などがオークションに出品されると、かなり高額で落札されるくらい熱狂的ファンが未だにいます。

それくらいアメリカでは伝説的バンドとして認知されています。

なぜGrateful Deadがライブバンドと言われているかというと、バンドの評価を計る1つの物差しとして使われるヒットチャートでは毎回無縁なのにも関わらず、
それと相反して毎年行われるスタジアムツアーなどで、常にアメリカ国内のコンサートの年間収益では一、二を争う存在でした。

なぜこのような矛盾が起きるかというと、Grateful Deadのライブでは自由に録音することを許可し、会場には録音する人達のためのスペースまで確保していました。

その結果、高音質で録音されたライブ音源のカセットなどは、その後ファンの間で交換されてGrateful Deadの評判は広がりました。

その熱狂的ファンのことを「デッドヘッズ」と呼びます。

なんとデッドヘッズとされる著名人にはビル クリントンに始まり、スティーブ・ジョブズ、レイカーズ監督のフィル ジャクソン、SF作家のウィリアム ギブスンなど挙げると切りがありません。

規制に次ぐ規制でCDの売れない今だからこそ、Grateful Deadの懐の深さを感じます。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第五部に出てくるプロシュート兄貴のスタンドの元ネタです。


アルバム

本作はGrateful Deadの最高傑作としてよく挙げられます。

ブルース、ジャズ、ブルーグラス、カントリー、フォークを上手くアメリカンロックでまとめたような感じです。

Jerry Garciaのギターソロはまるで、生き物のようにうごめいて現れては消え、また現れてを繰り返し展開されていきます。

部屋の中で聴くのではなく、だだっ広い大地で広がる大空を眺めながら馬鹿デカイスピーカーが大音量で聴いたら悩み事なんてぶっ飛ばされることでしょう。

偉大なる故Jerry Garciaの最強の演奏が聴ける名盤を是非。


Dark Star


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