今回紹介する名盤は俺は負け犬、さっさと殺せば?と自虐的な曲で一世を風靡したアーティストのアルバムです。
ジャンル
オルタナティブロック
フォーク
ファンク
エレクトロニカ
ヒップホップ
アメリカ
Beck Hansen
アーティスト
BeckというとJeff Beckを思い浮かべる人も多いと思いますが今回はアメリカのシンガーソングライターBeck Hansenです。
Beckは1993年にインディーズから発表した「Loser」がオルタナティブミュージック専門のラジオ局で放送されて話題になり、複数のレコードレーベルの争奪戦が起きました。
そして、1994年にメジャー初のアルバム「MELLOW GOLD」にLoserを収録したことにより大ヒットしました。
1996年に発表した「ODELAY」では様々なジャンルの音楽を自由にサンプリングしたことにより「フォーク、ロック、ヒップホップ、ブルースなどをそれまで聴いたこともないような形で自由に融合させた」や「1990年代の歴史的傑作」と高い評価を受け、Beckの代表作となりました。
2002年にプロディーサーにNigel Godrichを起用した「Sea Change」はフォーク調のアルバムでローリングストーン誌年間アルバムランキングで1位にランクインし高い評価を得ました。
その後もグラミー賞にノミネートされたりして、負け犬という曲でデビューしたものの今ではその地位は確立されています。
私は個人的に「Sea Change」や「MUTATIONS」などのフォーク系Beckの方が好みです。
アルバム
本作はグラミー賞にノミネートされた作品「Modern Guilt」から6年経ち、世界が待ち望んだ新作です。
ヒップホップ、フォーク、ファンク、エレクトロニカなどいろんな音楽を通過してからBeckが鳴らした音は私好みのフォーク系サウンドでした。
「Sea Change」の続編として売り出されていて、私はすぐに手に取りレジに行き購入しました。
家に帰り本作を流すとやわらかいアコースティックギターの音の後ろで、透き通るような電子音が鳴りその中でBeckの美声が乗り暖かい音世界が出来上がっています。
朝、おはようの代わりに木漏れ日のように暖かいくやわらかいBeckの名盤を是非。
Say Goodbye
Waking Light
[0回]
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