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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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ZAZEN BOYS / すとーりーず (2012年)



今回紹介する名盤は「日本のロックシーンの第一線に立ち続け、無数のフォロワーを増やし続けている」と言われるバンドのアルバムです。

ジャンル

ミクスチャーロック
オルタナティブロック
プログレッシブロック

日本

向井秀徳
吉兼聡 通称 カシオマン
松下敦 通称 柔道二段
MIYA
(吉田一郎)
(アヒト イナザワ)
(日向秀和) 通称 町田のヤンキー



バンド
向井秀徳はNUMBER GIRLというバンドで活躍しており、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやBase Ball Bear、凛として時雨、9mm Parabellum Bullet、LUNKHEAD、WHITE ASHなど現在日本のロック界で活躍しているバンドに多大な影響を与えたバンドであります。

その向井秀徳が現在動かしているバンドがZAZEN BOYSであります。

どういうバンドかといいますと「法被を着たLed Zeppelin」と向井秀徳は例えております。

これは音楽性の話ではなくLed Zeppelinのように4人全員の個性の集合体という意味だそうです。
ZAZEN BOYSはhàlのバックバンドとして向井秀徳と54-71が組んだことが始まりでした。

そして、自分のしたい音楽を鳴らすためにNUMBER GIRL時代から相性抜群のアヒトを連れてメンバー集めを開始し、吉兼聡をメンバーに入れ本格的にZAZEN BOYSを始動させます。

DRY&HEAVYのライブを一緒に見ていた日向秀和をメンバーに誘おうと「自分さ、あんくらい出せんの?」と向井秀徳が問いかけると、挑発されたと勘違いしてしまい、なめられないよう「出せますよ」と言ったそうです。

後日、向井秀徳とアヒトと行ったセッションは死ぬほど緊張したそうです。
現在はアヒトと日向秀和は脱退し、松下敦と吉田一郎が加入し活動していました。

2017年に相性抜群だったベーシスト吉田一郎が脱退し、385のベーシストMIYAが加入し話題になりました。

向井秀徳のダサいラップ(勿論いい意味で)が日本特有の念仏のようで結果として他にはない音楽が生み出されています。

活動拠点は向井秀徳が設立した「MATSURI STUDIO」でレコーディングしたりしています。
因みにMATSURI STUDIOは当初BIKKURI STUDIOという名称だったのですが、向井秀徳自身が少しずつびっくりしなくなったのを理由に今のMATSURI STUDIOという名称で落ち着きました。

アルバム
本作、4年ぶりの最新作は当時の私にはあまり響かなかったんです。
というのも前作「ZAZEN BOYS 4」が良過ぎてハマりまくっていたので、本作をあまり聴けずにいたのですが、最近また聴き直してみたら、ビビビッ!ときてしまいどっぷりハマってしまいました。

1曲目「サイボーグのオバケ」2曲目「ポテトサラダ」曲名こそ可愛らしいですが、音の方はギターサウンドは鋭く尖っているのに、ドラム、ベースのビートは重たく響くZAZEN節満載です。

メロディーなんて可愛らしいものは無く、グルーヴとサウンドでこんなにも格好良くなるものかと舌を巻きます。

どの曲も針に糸を通すような、0,1秒の狂いも許されない演奏をしていて、しかもそれを一発録りという荒業をしていますから恐ろしいです。

鋭く尖った切れ味抜群の鈍器のような名盤を是非。

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