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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Avicii / TRUE (2013年)



今回紹介する名盤は今やEDM界を牽引している北欧を代表するDJのデビューアルバムです。

ジャンル

EDM
プログレッシブハウス
ハウス

スウェーデン

アーティスト

最近いい曲全然ない!
やっぱり昔の方がよかったなーとか言う人がいますがとんでもない!
最近なんてここ4、5年のことですよね。
それと60年代から00年代の40年を比べてしまったら10倍も層が違うのだから、そりゃ昔の方が名盤が多いのは必然です。
しかし、今でもいい曲はたくさん生まれてます。

平成元年生まれの青年が世界の歌姫マドンナをサプライズゲストに呼んで世界中に衝撃がはしりました。
2013年の年収は20億です。
凄いですねー。

この輝かしい経歴の始まりはイギリスのDJピート・トン主催の大会「ピート・トン・ファスト・トラックス」で7割の聴衆から称賛と票を集め、優勝したことです。

また、イギリスの「DJ マガジン」による世界のトップ100DJsのリストで第3位に選ばれた。

アルバム

1曲目は69ヶ国で1位を獲得。
ビルボードホット100のトップ10に21週間ランクインしたそうです。
3曲目は15以上国のシングルチャートで1位獲得。
23歳とかでこんなのを作ってしまうのだから驚きですね。

個人的にEDM系の曲ってどれも似たような音、アレンジ、リミックスでオリジナリティを感じないんですよね。
しかし、このアルバムはEDMをイメージして聴くと1曲目のカントリー調のイントロで肩透かしをくらいます。
しかし、それで終わらないのがAviciiの凄いところですね。

カントリー調のイントロで始まり、EDMの醍醐味である4つ打ち、そしてハスキーな声で歌いあげ盛り上げていきます。
どの曲をシングルカットしてもいいくらいの名盤です。

日本盤のボーナストラックには2013年のグラミー賞にノミネートされた曲「Levels」が収録されています。

皆で盛り上がりたい時、テンションを上げたい時、ドライブのお供にこの名盤を是非。

1曲目「Wake Me Up」


Aviciiの代表曲日本ボーナストラック「Levels」



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Eagles / Eagles (1972年)



今回紹介する名盤はローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティストにおいて第75位のバンドのアルバムです。

ジャンル

カントリー
ロック
フォーク

アメリカ

Glenn Frey
Don Henley
Bernie Leadon
Randy Meisner



バンド

アメリカの西海岸(ウェストコースト)の代表的ロックバンドです。

実質的な活動期間が短く、発表している作品そのものが非常に少ないにも関わらず、Eaglesのこれまでのアメリカでの総売上枚数は1億枚を越えます。

これはThe Beatles、Elvis Presley、Garth Brooks、Led ZeppelinとEaglesの5組だけです。

1998年にはロック殿堂入りを果たしています。
それにも関わらず日本での知名度は低すぎると私は感じます。

このバンドの特徴というかコンセプトは4人全員がリードボーカルを務めることができるということです。
なので4人全員歌唱力が高いです。
その歌唱力を存分に使ったコーラスの厚さは他のバンドにはないと思います。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第三部のグレー・フライの元ネタです。

アルバム

Eaglesの代表的な名盤を一つあげろと言われると、多分大多数の人間が「Hotel California」をあげると思います。

私もその意見に異論はありませんが、1番好きなアルバムはと聞かれたら本作と答えます。

ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500では368位にランクインしています。

なんと言っても1曲目の「Take It Easy」が私は大好きなんです。

渋い唄声やコーラスといい、バンジョーのアルペジオ、爽やかなギターサウンドがツボ過ぎます。

テレビ番組の「田舎に泊まろう」で使われていたので聴いたことある人もいるのではないでしょうか。

ジャケットの朝焼けのイメージにピッタリの曲で、この曲を聴きながらドライブしたら最高に気持ちいいんです。

60年代70年代のTHEアメリカンロックという感じで、全曲を通して渋いアダルトな曲達が並びます。

アメリカが世界に誇る伝説のバンドの初期衝動が聴ける名盤を是非。


Eaglesの代表曲「Take it Easy」



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Grant Green / Live at the Lighthouse(1972年)



今回紹介する名盤は60年代のブルーノート レコードを代表するジャズギタリストのライブアルバムです。

ジャンル

ジャズ
ファンク

アメリカ

アーティスト

Grant Greenはオーソドックスなビ・バップから始まり、モード・ジャズ、ジャズ・ファンクと幅広いジャンルで活躍しました。
このため、Grant Greenの音楽はジャズファンだけにとどまらず幅広い層の支持を獲得した。
また、60年代後半以降はファンクの帝王James Brownに影響を受けたファンクスタイルの演奏で人気を得ました。

60年代前半は渋い4ビートジャズのようなものを演奏していたが、60年代後半からはガラリと変わってファンキーなソウルフルなジャズを聴かせてくれます。
ジャズギタリストでは珍しいシングルコイルが搭載されているギターを好んで使っています。

年代によってプレイスタイルを変化させてきたGrant Greenですが、どの作品も一貫してシングルコイル独特の歯切れのいい透明感のあるアルペジオが聴けるのがGrant Greenの特徴でしょう。

同年代に活躍していたWes Montgomeryのギターソロはオクターブ奏法が有名ですが、Grant Greenはというと、全く逆の単音を主体としたアルペジオ奏法でした。

アルバム

同じフレーズを延々と繰り返すファンキーなギターソロで盛り上げていくところは最高に踊れます。
ジャズは薄暗いバーやカフェで流れているような音楽と思ってこのアルバムを聴いたら驚くでしょう。

今でこそジャズはちょっと難しそうで敷居が高いなと敬遠する人が多くいるかと思いますが、元々ジャズという音楽はマーチングバンドと20世紀初頭に流行したダンスミュージックに影響を受けていて、ジャズは当時禁止されていたアルコールを片手に唄ったり、踊ったりをするための音楽でした。
ジャズは暗くて苦手な人にこそ是非とも聴いてほしい1枚です。

黒人ならではのアップテンポのグルーヴに最高にファンキーなギターサウンドが縦横無尽に踊り出す名盤を是非。

最高にファンキーな曲「jan jan」

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Gorillaz / Demon Days (2005年)



今回紹介する名盤は最も成功した架空バンドとしてギネス記録を保持してるバンドのアルバムです。

ジャンル

トリップホップ
ヒップホップ
オルタナティブロック
エレクトロニカ
ダブ

イギリス

Damon Albarn
Jamie Hewlett

2D
Russel Hobbs
Murdoc Niccals
Noodle


バンド

GorillazはOasisと双璧をなすロックバンドBlurの中心人物Damon Albarnとイギリスの人気漫画家、兼イラストレーターのJamie Hewlettがタッグを組んだバンドです。

漫画家がバンド?と思われる方もいるかと思いますが、GorillazとはDamon Albarnが作詞作曲し、バンドメンバーをデザインしているJamie Hewlettの二人はプロデューサーみたいなもので、バンドメンバーは他にいます。

バンドメンバーにはそれぞれストーリーがあります。

⚪2D(ボーカル、キーボード)
2DはDamon Albarnが声を担当しています。
叔父が経営するキーボード専門店で働いていたところにMurdocが運転する車が突っ込んできて片目を損傷し、植物状態になる。
その後、再びマードックの運転により事故に遭い両目を損傷するも、同時に意識も戻りポップセンスが開花する。

⚪Russel Hobbs(ドラム)
自身の精神をヒップホップ仲間達の魂に乗っ取られてしまう。
この時仲間たちからラップやドラムのテクニックを手に入れる。
その後レコード店でMurdocと出会いバンドに加入することになります。

⚪Murdoc Niccals(ベース)
バンドの中心人物です。
車ごと楽器屋に突っ込んで、シンセサイザーを奪ってバンドを組むというとんでもない計画を実行中に、その楽器屋で働いていた2Dと出会いバンドを結成します。

⚪Noodle
バンド唯一の紅一点、日本生まれの天才少女です。
声はニューヨークで活躍しているCibo Mattoの羽鳥美保です。
彼女は日本政府によって選ばれ、極秘に育成されていた軍のスーパーソルジャー計画の一員として訓練された女の子です。

アルバム

本作はDe La SoulやNeneh Cherry、Dennis Hopperなど数々のアーティストが関わり作られました。
全英1位で全世界で800万枚を売り上げグラミー賞も受賞しました。

39週間チャートインを果たし、ipodのCMで話題を呼んだ「Feel Good Inc」はベースラインが物凄く簡単なのに格好良いんです。

ラストのタイトル曲「DEMON DAYS」は大合唱で幕を閉じ、聴き終わった後に心地好い高陽感があります。
音楽家と漫画家が作り出した空想のバンド達の遊び心満載のユニークな名盤を是非。

ipodのCMに使われた曲


タイトル曲のライブ


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Yes / Fragile 邦題 こわれもの (1971年)



ジャンル

プログレッシブロック

イギリス

Jon Anderson
Steve Howe
Chris Squire
Rick Wakeman
Bill Bruford



今回紹介する名盤は皆さんご存知のプログレ五大バンドの一人Yes様のアルバムです。

バンド

プログレ五大バンドとはKing CrimsonPINK FLOYD、Yes、Emerson, Lake & Palmer、Genesisです。
プログレ五大バンドの中で一番聴きやすいと私は思います。
とてつもなく難解な演奏をしているのに、どこか親しみやすいメロディーなのです。

プログレッシブロックという音楽ジャンルを知りたいけど、「何から聴いたらいいかわからない!」という人はこのアルバムか、次の「Close To The Edge」(邦題 危機)を聴いたらいいのではないかと思います。

私がYesを好きな理由の一つに、Chris Squireの異様にベースの音がデカイ。
ベースがブリブリ鳴っています。

ちなみにジョジョ1部に出てきたブラッフォードの元ネタはドラムスの人です。

アルバム

本作はYesの4枚目のアルバムで、David Bowie、T.Rex、Black Sabbathといった超有名人達とレコーディングしていたRick Wakemanというキーボードの魔術師(見た目も魔術師です)が加入してYesの黄金期メンバーで作られた歴史的名盤です。

このアルバムは大作の1、4、9。メンバー各々をフューチャーした2、3、5、6、7、8という作りになっています。

1曲目「Roundabout」はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディングとして使われて注目を集めました。

9曲目「Heart of the Sunrise」は車のCMに使われた疾走感のある曲です。ブリブリのイントロから最高です。

それ以外も十分名曲で、2曲目「Cans and Brahms」はオルガン風シンセはゲームのサントラ的で楽しいです。

8曲目「Mood for a Day」はアコースティックのソロは個人的にかなり好きです。

1972年の古臭さは全くありません。
メンバーの個性が爆発したプログレッシブロックの名盤を是非。

ジョジョのopeningに使われた曲


車のCMで使われた曲


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