Chick Corea Stanley Clarke (Al Di Meola) (Lenny White)
バンド
Return To Foreverは最初Chick Coreaのソロプロジェクトとしてスタートし、1972年に発表した「Return To Forever」の完成度の高さからChick CoreaとStanley Clarkeを中心に何度もメンバー変更を繰り返しながらもReturn To Foreverとして活動することになります。
Return To Foreverの歴史を大きく分けるとラテン系の初期とロック系の中期、大編成の後期と現在も活動するベテランバンドなんです。
初期作品の「Return To Forever」と「Light as a Feather」で当時としては革命的なラテンのリズムをジャズに取り入れて保守的なジャズファンから賛否両論出ましたが、この2作品は高く評価を受けてフュージョンを代表する名盤とされてバンドは大成功を収めます。
しかし、Return To Foreverの快進撃はこれで終わらず、黄金期はこの後にやってきたのです。 前任に代わりドラムにLenny Whiteが加入し、当時ほぼだった無名Al Di Meolaが加入し黄金期のReturn To Foreverが完成します。
Penguin Cafe Orchestra(以下PCO)はSimon Jeffesを中心にBrian Enoが立ち上げたレーベルObscureから1976年に「Music From The Penguin Cafe」でデビューし、Obscureの最大の功績はPCOを発掘したことと言われるほどになります。
Simon Jeffesは南フランスに滞在していた時、不運にも腐った魚を食べてしまい食中毒になってしまい、そこでホテルのベッドで寝ている時に不思議な夢にうなされます。
The Enid結成する約5年前The Enidの中心人物Robert John GodfreyはイギリスのプログレバンドBarclay James Harvestでオーケストラ指揮者を担当していました。 そこで、さらにオーケストラサウンドに力を入れるべくRobert John Godfrey名義のソロ作品「Fall of Hyperion」を1974年に発表し、バンドでオーケストラを再現するかのようなサウンドは他にはない珍しい音楽でした。
それをさらに推し進めるためにRobert John Godfreyはバンドを立ち上げます。 それがThe Enidになります。