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『私的名盤おすすめ処』

私が聴いて『これは名盤だ!』と感じたものをひっそりとレビューするブログです。

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Joni Mitchell / Blue (1971年)



今回紹介する名盤は伝説のフェス「Woodstock」のテーマ曲をCrosby, Stills, Nash & Youngに提供した女性のアルバムです。

ジャンル

フォーク
ジャズ
アートロック

カナダ

Joni Mitchell


アーティスト

Joni Mitchellの経歴を上げると切りがありませんが、まとめて書いていきます。

⚪ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリストでは第75位

⚪ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーでは第42位

⚪ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティストでは第62位

⚪Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーでは第36位

⚪これまでにグラミー賞を9回受賞している

⚪1997年にロックの殿堂入りを果たしています

彼女は年代によってフォークだったり、ジャズだったりとジャンルが異なりますが、内容の質はどれも同じく素晴らしいものばかりです。

彼女の才能は音楽だけでなく、写真や絵画など多彩です。

自らCDジャケットをデザインしたアルバムが、グラミー賞のベストアルバムパッケージ部門を受賞したりしました。

神は二物、三物与えてしまったパターンの人ですね。

因みにジョジョの奇妙な冒険 第七部 STEEL BALL RUNの8thステージのサブタイトル「ボース・サイド・ナウ」の元ネタです。

アルバム

本作はJoni Mitchellのフォークアルバムの中で一番の秀作です。

というのも、ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500において30位に選ばれた作品で、これは女性ソロアーティストでは最高位になるのです。

タイトル曲の「Blue」はBob Dylanに影響を与え、Bob Dylanは「Tangled Up in Blue」という曲を作ったという逸話があるほどです。

また、「River」はHerbie Hancockがオマージュ作品を作ったり、「A Case Of You」はDiana KrallやJames Blakeにカバーされ話題になりました。

当時交際していた人と別れた時期に製作されたので、本作はとても内省的です。

悲しい時、哀しい時、寂しい時の心の色を描いたセンチメンタルな名盤を是非。
Carey


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