今回紹介する名盤はスイス生まれのイタリア育ち、クラシックからテクノへ転向した音楽家のアルバムです。
ジャンル
ハウス
トランス
テクノ
アンビエント
イタリア
アーティスト
Robert Milesは幼少の時からクラシックピアノを習っていたので、彼の音楽は所々クラシックの香りがし、テクノやトランスの世界にクラシック音楽を取り入れた第一人者と言えます。
そして、13歳を過ぎた頃にはハウスDJをするようになり、その後1996年に発表された「Children」はヨーロッパ各地でチャート1位を取りました。
それを期にヨーロッパは勿論、日本でもトランスブームを巻き起こしました。
「Fable」はドリュー・バリモアの出演した映画「エバー アフター」のCMソングにも使われましたし、身近なので言えば、本作2曲目「Fable (Message Version)」はTOKIOの「ザ!鉄腕!DASH!!」でもよく使われています。
クラシック音楽を基調に作られた美メロサウンドを繰り返し、トランス状態へと誘われます。
Robert Milesの音楽を聴くと私は「夜の大都会」のイメージが頭に浮かびあがります。
アルバム
本作を聴いて驚くのは本作が発表されてもう15年以上も経っているということです。
古臭さなんかなく、壮大で優美なピアノの旋律に気持ちいい4つ打ちで静かに高揚感を覚えます。
しっとりと美しいピアノのメロディーという言葉でピンときた方は必聴です。
高揚感のあるビートに幻想的なシンセサウンド、そしてクラシックで甘美なピアノの旋律が流れる名盤を是非。
Children Dream Version
Fable
Robert Miles Arista 1996-07-30
[0回]
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