今回紹介する名盤は元Nirvanaのドラマーとして活動していた人が立ち上げたバンドのアルバムです。
ジャンル
オルタナティブロック
ハードロック
ポストグランジ
アメリカ
Dave Grohl
Pat Smear
Nate Mendel
Taylor Hawkins
Chris Shiflett
バンド
Foo Fightersはグラミー賞の常連でこれまでに11回も受賞しています。
Foo Fightersの中心人物Dave Grohlはローリングストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマーにおいて、John Bonham、Neil Peart、Keith Moonに続く第4位にランクインしています。
Kurt Cobainとは違い明るく誠実な人柄です。
またMTVに出演する際、Michael Jacksonの格好で登場し、「I'm a king of Grunge」とギャグを言ったりするユーモラスな一面もあります。
このDave Grohlの人柄がFoo Fightersの音世界を表していると言っても過言ではないと思います。
Nirvanaの音世界から「鬱や暗さ」を取っ払い、かわりに「爽やかさや明るさ」を足した感じです。
またベーシストにはエモ界の代表的バンドSunny Day Real Estateのベーシストです。
2006年オーストラリアで起きた炭鉱に作業員が閉じ込められる事故で、作業員達はレスキュー隊に渡された音楽プレイヤーでFoo Fightersの音楽に勇気を貰っていたという聞いたDave Grohlは「コンサートのチケットとビールを振舞いたい」と言って後日オーストリアツアーの時にその作業員達にビールを振る舞ったというエピソードがあります。
それもやっぱりFoo Fightersが持つ「明るさ」なのではないかと思います。
因みにジョジョの奇妙な冒険 第六部に出てくるプランクトンのスタンドの元ネタです。
アルバム
本作の3曲目「Learn to Fly」はノエビア化粧品のCMで使用されました。
とても爽やかで空を飛べるような爽快感を味わえる曲です。
個人的には6曲目「Aurora」のエモい感じが大好物です。
洋楽初心者でもガツンとくるような唄メロにギターサウンド、清涼感あり疾走感ありの名盤を是非。
Aurora
Learn To Fly
Foo Fighters RCA 1999-11-02
[1回]
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