今回紹介する名盤はHerbie Hancock、Chick Corea、
Keith Jarrettといった生ける伝説ピアニスト達に多大な影響をあたえた人のアルバムです。
ジャンル
ジャズ
アメリカ
Bill Evans – piano
Scott LaFaro – bass
Paul Motian – drums
アーティスト
Bill EvansはMiles Davis卒業後、即興演奏で評価を受けました。
数多くあるジャズのアルバムの中で名盤を1つ教えてと言われたら、ジャズの帝王Miles Davisの「Kind of Blue」か、Bill Evansの「Waltz for Debby」をすすめる人が多いのではないでしょうか。
因みにBill Evansは「Kind of Blue」にも関わっているんですけどね。
ジャズって何を聴けばいいか分からないという人は楽器で選んでみてはいかがでしょうか。
ピアノ、ギター、管楽器いろいろあります。
もし、ピアノジャズの名盤を探しているのであればBill Evansの作品を聴けば満足していただけるはずです。
アルバム
本作はヴィレッジ・ヴァンガードでのライブアルバムなので、食事をしている人達の話し声や、食器の音や拍手の音も入っています。
それを邪魔とするか良しとするかで全然違うと思います。
私は当時の空気感とかが伝わるので良しとしました。
私がこのアルバムを聴いて1つ疑問に感じることは、ここで食事をしている人達はこの演奏を聴きに来たわけではないのか?ということです。
Scott LaFaroのソロの後拍手や歓声がないのです。
あれほどの演奏を聴けばアメリカ人ならスタンディングオベーションになりそうなものです。
当時の人達にとってジャズは身近なものだったのでしょうか。
とても興味深いです。
本作で迫真のベースを魅せてくれたScott LaFaroはこの演奏の11日後に事故でなくなってしました。
Bill Evansトリオで欠かせない存在だったのに、とても残念です。
後世に語り継がれるピアノトリオが魅せた名盤を是非。
Waltz For Debby
Bill Evans Ojc 1990-10-17
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