今回紹介する名盤はあの
Aphex Twinとも親交がある二人組ユニットのアルバムです。
ジャンル
アンビエント
ディープハウス
イギリス
Mark Pritchard
Tom Middleton
アーティスト
Global Communicationはオリジナルアルバムこそ少ないですが、数々のアーティストのリミックスや共作を手掛けています。
上記したようにAphex Twinに始まり、
Underworld、Link、Palmskin Productionsなどです。
SonarSound Tokyo 2012のライブではデカイスクリーンに独自で撮影した映像を流し、それに共鳴するかのような音楽を流すというライブを行いGlobal Communicationの音世界を見事に表現しました。
アルバム
本作のタイトルや曲名は聴く人の先入観を無くすために全て数字で統一しています。
「76:14」これはアルバムの再生時間を表していて、曲名も全て再生時間で表しています。
ジャケットにはGlobal CommunicationのイニシャルGとCを使ったシンボルだけです。
そして、アーティスト名はモールス信号で小さく下に書いてあるだけといった念の入れようです。
Global Communicationのコンセプトを尊重して先入観を受けたくなければ、これより下は読まずアルバムを聴いてみてください。
さて、私はこのアルバムかけると宇宙空間もしくは、光の一切入らない深海を漂うような錯覚を起こします。
ひたすら無機質で秒針が時間を刻む音や女性の美しいコーラス、消え入りそうな光のような電子音、いろんな音が耳に流れてきます。
他にはない音楽です。
強いて近いのを上げるとするならAphex Twinの
「Vol. 2-Selected Ambient Works」かもしれません。
Brian Enoの「Music for Airports: Ambient 1」は退屈でAphex Twinの「Selected Ambient Works 85-92」より落ち着いてる聴けるアルバムを探してる方にはぴったりかと思います。
宇宙や深海をただただ漂いたい方はこの「世界規模の選択 音の媒体を通して伝えられる 感動的な表現」を味わえる名盤を是非。
#2 14 31
#9 4 14
Global Communication Arista 1997-10-28
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