今回紹介する名盤は「
Helios」「Mint Julep」「SONO」などの名義で活動するKeith Kenniffのソロプロジェクトからのアルバムです。
ジャンル
ポストクラシカル
アンビエント
エレクトロニカ
アメリカ
Keith Kenniff
アーティストHeliosでの活動が最も有名かと思われますが、Goldmundも皆様に知って欲しいと思うのです。
Keith Kenniffはギター、ベース、ドラム、ピアノなど少年時代からさまざまな楽器を演奏し、青年期に入りバンド活動を始めます。
その中でロックやジャズ、クラシックなど幅広い音楽に触れ、自分の求めていた音楽を知ります。
端的に言うと「Helios」はアンビエント+エレクトロニカ「Goldmund」はポストクラシカル「SONO」はポストロック「Mint Julep」はシューゲイザーといった感じで名義によって異なる音色を奏でています。
また、本人名義でアップルやフェイスブック、グーグルのCM音楽や映画音楽など作曲し、日本でも様々なテレビ番組でKeith Kenniffの音楽はBGMとして使われています。
Keith Kenniff名義ではHeliosとGoldmund
が合わさったような音世界です。
アルバム本作は前作「All Will Prosper」から約4年経って発表された私的に待望の作品になります。
待ちに待ったこともあり本作はGoldmundの最高傑作と言っても過言ではないほどのクオリティで個人的に1番好きな作品です。
アナログ感が少し薄れた代わりに広がりのある電子音をプラスされて、どちらかと言うと少しHelios的な雰囲気があります。
因みに「A Word I Give」には坂本龍一が参加しています。
初めて聴いたはずなのにどこか懐かしく感じるメロディーが染み渡ります。
モノクロなサウンドによって過去の思い出を回想する名盤を是非。
Goldmund / Malady of Elegance (2008年)Helios / Eingya (2006年)Sometimes
Goldmund Western Vinyl 2015-11-13
[1回]
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