今回紹介する名盤はレゲエの神様が最高にノリに乗っていた時期のライブアルバムです。
ジャンル
レゲエ
スカ
ジャマイカ
Bob Marley
Carlton Barrett
Aston "Family Man" Barrett
Tyrone Downie
Al Anderson
Alvin "Seeco" Patterson
the "I Threes
バンド
たまに「音楽で世界を変える!」なんて馬鹿げたことを言っているミュージシャンを目にします。
私はそのたびに、そんなこと出来るわけ無いだろと冷めたことを考えていますが、唯一音楽で紛争などの争いを止めた人間がいます。
それがBob Marleyです。
1978年ジャマイカでは、政治的な紛争が絶え間なく起こっていました。
そんな時、彼は首相マイケル・マンリーとその反対党の党首エドワード・シーガを自身のコンサートに招きました。
そのコンサートでBob Marley & The Wailersは最高の演奏と最高の唄で2人をもてなし、最後にこの敵対する党派の代表2人を舞台に上げ、互いに握手をさせ、平和を誓い争いを止めました。
これは音楽史に残る伝説です。
70年代初頭にJohn Lennonは、やがてレゲエが世界を席捲するだろうと発言していたほどBob Marleyの存在は大きかったと言えます。
アルバム
本作はBob Marleyの最高傑作によく上げられます。
私もBob Marleyの作品の中で1枚選ぶのであれば、本作を選びます。
Bob Marley = レゲエという式が成り立つと考えると、本作は「レゲエの最高傑作」とも言えるのではないかと思います。
ライブアルバムなので初期のBob Marleyの名曲尽くしです。
5曲目の「No Woman, No Cry」の観衆との大合唱の迫力は圧巻です。
スタジオでマイクに向かってこの大迫力は出せません。
これがライブの良いところですね。
6曲目の「I Shot The Sheriff」はEric Claptonがカバーして知っている人もいる多いのではないでしょうか。
Bob Marleyの言葉を借りて、ひとつ。
ひとつの愛、ひとつの心。
みんなで一つになれば、
いい気分になれるさ。
そんな名盤を是非。
#5 No Woman No Cry
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