今回紹介する名盤は世界的大ヒットで社会現象を巻き起こしたゲームのサントラです。
ジャンル
ゲームサントラ
日本
宮本茂
川口孝司
石原恒和
田尻智
増田順一
ゲーム最早日本に住んでいてこの名前を聞いた事の無い人なんていないと言っても過言ではないほどのビックネームになり、最近では世界で社会現象が起きているポケモンGOは記憶に新しいでしょう。
今回はそのポケモンシリーズの全ての始まりポケモン赤・緑・青のサントラです。
ポケモンシリーズのコンセプトは「少年のひと夏の冒険」らしく、始めに「てれびでえいがをやっている おとこのこが4にん せんろのうえをあるいてる ぼくももういかなきゃ!」というスタンド バイ ミーを思わせる台詞があります。
スタンド バイ ミーの映画に感化され主人公は旅の決意をします。
本作の町の名前は全て色の名前からきていて、始まりの町「マサラタウン」とは初代の赤緑青=RGBを合わせた白色つまり、まっさらな町から始まります。
他の町は以下のようになっています。
トキワ(常磐)は緑 永遠の色
ニビ( 鈍 )は灰色 石の色
ハナダ( 縹 )は水色 神秘の色
クチバ(朽葉)は橙 夕焼けの色
シオン(紫苑)は紫 尊い色
タマムシ(玉虫)は虹色 夢の色
ヤマブキ(山吹)は金色 輝きの色
セキチク(石竹)は桃色 華やかな色
グレン(紅蓮)の赤は 情熱の色
セキエイ(石英)は透明 結晶の色
というように無色で始まり無色で終わるという徹底ぶりには感無量です。
初代のポケモンはバグの宝庫といえるほど多くの裏技があり、ネットが普及する前にも関わらず皆が裏技を知っていました。
私はバグが楽しくて色々遊んでたら攻撃力が900くらいのサイドンが電光石火を覚えて無双していたのを思い出します。
アルバム本作はそんな初代ポケモンのサントラで私達ポケモン世代からしたら音楽を聴いただけで始めにヒトカゲを選んでタケシとカスミに苦戦を強いられたり、きりさくが必ず急所の当たったり、シオンタウンが異様に怖かったり、フーディンに進化させられなかったり、電池が少なくなると画面が薄くなったりと色々な思い出が蘇ることでしょう。
私はマサラタウンの音楽を聴くと当時のワクワクが鮮明に蘇り恐ろしいほど懐かしい気持ちになります。
町の音楽、戦闘の音楽は勿論素晴らしいのですが、技の効果音も好きで、特に私は「いわなだれ」の機械的な音が今でも忘れられません。
当時漢字は全然覚えられなかったのに、ポケモンの名前は151匹全部言えたものです。
大人になると初めからポケモンを始める時間がないけれど本作の再生ボタンを押すだけで気軽にマサラタウンから冒険に出発できます。
第2の田舎マサラタウンにさよならバイバイできる名盤を是非。
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ゲームミュージック オーバーラップ 2016-04-27
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