今回紹介する名盤は私の一番好きなギタリストからのアルバムです。
ジャンル
フュージョン
プログレッシブジャズ
ジャズ
アメリカ
アーティスト
Pat Methenyはこれまでに10回以上もグラミー賞を受賞しています。
Pat Methenyが新作を発表するとその年のグラミー賞の枠が1つ無くなると言われるほどのグラミー賞の常連なのです。
私がPat Methenyを始めて知ったのは、友人に「この動画見てみて、おかしいから」と言われて見た動画がこれです。
始め何を演奏しているかわかりませんでした。
これは紛れもなくギターだそうです。
弦の数は42もある「ピカソギター」という代物です。
大学生の私は世界には面白い人がいるんだなーと衝撃が凄かったです。
Pat Methenyはたくさんのアーティストと共演しています。
Pat Methenyのデビュー作品にはJaco Pastoriusが参加していたり、
Joni Mitchellのライブに参加したり、ジャズギタリストの巨匠Jim Hallと共作したりと様々な出会いからPat Methenyの才能は開花されました。
しかし、最近では優秀な科学者やエンジニア達と数ヶ月かけて完成させた自動演奏装置オーケストリオンを使い、独りで作品を作っていたりもします。
Pat MethenyのトレードマークはギブソンES-175とボーダーの服です。
私がPat Methenyの曲の中で1番好きな曲「Last Train Home」はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」でエンディングで使用され、ダウンロード数が200倍に跳ね上がり話題になりました。
アルバム
本作を作るにあたって、なんと構想に6年も費やしたそうです。
聴いてみるとそれも頷ける音の広大な広がり、深みのあるサウンドで非常に壮大に仕上がっています。
それは今回Pat Metheny GroupというバンドサウンドではなくPat Metheny個人と多くの共演者により本作が製作しているからだと思います。
矢野顕子やロンドン・フィル・オーケストラなど総勢75名のアーティストが参加しています。
民族音楽だったりオーケストラだったりが上手くジャズに溶け込んで、ジャンルを超越した壮大な音世界が出来上がっています。
何度聴いても新たな発見ばかりで音のジャングルを探検しているかのような名盤を是非。
Pat Metheny流ワールドミュージック
空を駆け抜けるような曲
Pat Metheny Geffen Records 1992-07-14
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