今回紹介する名盤はThe Rolling StonesのMick Jaggerが「彼の音楽センスには跪かざるを得ない」とまで言わせたアーティストのアルバムです。
ジャンル
ファンク
ソウル
ロック
ヒップホップ
R&B
ゴスペル
アメリカ
アーティスト
日本では敬意を払いPrinceという名にちなんで、よく「殿下」と呼ばれ親しまれています。
殿下はローリングストーンの選ぶ(以下略)歴史上最も過小評価されているギタリスト第1位
歴史上最も偉大な100人のシンガー第30位
歴史上最も偉大な100組のアーティスト第27位
歴史上最も偉大な100人のギタリスト第33位
Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー第61位というように世界的に評価と知名度は高いです。
しかし、日本では同世代であるMichael JacksonやMadonnaに比べあまり知名度がないように思います。
今でこそ
D'angeloなど名だたるアーティストに影響を与えている殿下ですが、幼い頃はJames Brownのコンサートで度肝を抜かれ音楽を志し、エレキギターに興味を持ち始めます。
殿下が天才と言われる由縁は毎年1枚以上のアルバムを発表する溢れんばかりの製作意欲です。
しかもどの曲も商品になるレベルなんです。
海賊版で出回ってしまった曲でさえクオリティが高いときたもんです。
しかし、最近のインターネットでの違法ダウンロードの横行をよく思っていないので、曲のストックはあるにも関わらず2010年以降アルバムを発表しませんでした。
ところが2014年に待望の作品「ART OFFICIAL AGE」「PLECTRUMELECTRUM」を発表しました。
そして、2015年第57回グラミー賞の「最優秀アルバム賞」でプレゼンターを務め「アルバムを皆覚えてるかい?」と皮肉混じりにプレゼンをし話題になりました。
因みに、ジョジョの奇妙な冒険 第三部でアヴドゥルが餌をあげていた鶏の元ネタです。
また、第五部の主人公ジョルノ ジョバーナのスタンドの元ネタでもあります。
アルバム
本作は殿下のアルバムの中でも非常に大衆性のあるカラフルでハードな曲が詰まっているアルバムですが今はもう廃盤になっています。
日本で有名なので言えば、K-1のテーマソングとして使用されていた2曲目の「Endorphinmachine」ではないでしょうか。
この曲は新時代の「Smoke on the Water」と言えるくらいの名曲です。
そして、何と言ってもラストを飾る名曲「Gold」は黄金に輝くようなキラキラした曲で間奏で入る殿下のギターソロの高揚感はまさに黄金体験と言わざるを得ません。
女性オペレーターが黄金の体験まで誘ってくれる名盤を是非。
Endorphinmachine
Gold
Symbol Wea/Warner Brothers 1995-09-14
[3回]
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