アーティスト Jóhann Jóhannssonは11歳の時ピアノとトロンボーンを学ぶために音楽教室に通い始めますが、数年後に音楽を淡々と学ばせることに窮屈さを感じ辞めてしまい、その後はピアノやバイオリンなどの楽器の音と電子音を掛け合わせた独特な音楽を作曲したり、インディーズバンドに楽曲を提供したりしていました。
Jóhann Jóhannssonのルーツはいたるところで流れている名曲「Gymnopédies」で知られるErik Satie、に始まりBernard Herrmann、Moondog、Gérard Griseyなど個性的な音楽家に影響を受けました。
さらに、その翌年「Those Who Tell the Truth Shall Die, Those Who Tell the Truth Shall Live Forever」を発表し、本人達の意図しない方向で知名度が上がります。 というのは本作を直訳すると「真実を語る人は死に、真実を語る人は永遠に生きる」という生と死がコンセプトのアルバムです。
2003年に発表した「The Earth Is Not a Cold Dead Place」のラストを飾る「Your Hand in Mine」は数多くの映画やTVドラマに使用されました。 そして、2011年に発表した代表作「Take Care, Take Care, Take Care」全米16位を記録しました。